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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」映画レビュー(ネタバレ)。スクリーンいっぱいに広がる幸せを観る

幸せは日常の中に漂っているものである。

「幸せになりたい」「幸せを目指す」幸せっていつも目的として考えられがちだけど、それはきっと違うのだと思う。
お金がいくら貯まったら幸せ、家を買ったら幸せ、子供が生まれたら幸せ、幸せはそんな風に何かを達成した時に授与されるトロフィーみたいなものではない。

先日の「孤独の蛮歌」たるものを書いたが、案外自分は日常の中に漂う幸せを見つけるのは得意かもしれない。

だって一本の映画を観ただけで、とんでもなく幸せになれるのだから。

その一本こそクエンティン・タランティーノ監督の
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
である。

どんな幸せがそこにあるのかは是非とも劇場に足を運んで確かめてほしい。

もしかしたら退屈かもしれない、でももしかすると超幸せを味わえる映画かもしれない。

もしも後者なら、映画館を出たその瞬間から彼らのように、彼女のように、ふとした瞬間もかっこよく、可愛く、セクシーに生きたくなる。

もしかしたら自分もそうなれるかも、明日を力強く生きよう。
そしてそれを積み重ねよう。

そんな風に思える最高の映画でした。

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