レインボー橋で会いましょう

作詞 飯濱 壮士 作曲 飯濱 壮士 編曲 ame full orchestra

各駅停車に乗って 生まれ育った故郷へ

数日分の着替えだけを スポーツバッグに詰め込んで

窓側の席座って 35度の残暑を

キーボード叩かなくなった 僕の手のひらが遮った

あの送電線の下 君と初めてキスした

今じゃ もう昔のこと くすぐったいよ

プロポーズした いつかのレインボー橋が見えたら

懐かしい顔に会える

若者たちと呼ばれた頃 虫を殺すように言った

君なんか死んでしまえばいい

一流企業に入って 帰るのは負けになった

駅西口改札抜けたら なにも変わらない商店街

ネクタイをしない僕は 鎧を剥がれたようだ

カーブミラーに映り込む男が 睨みつけて動かなかった

あの火葬場予定地を 君は虹の橋と呼んだ

今じゃ もう昔のこと 幻だろうか?

裸足になって 歩いたレインボー橋が見えたら

懐かしい顔に会える

若者たちと呼ばれた頃 永遠だと信じて

繋いだ手と手は離れ離れ

あの橋渡り切れずに ボロボロ零れる思い出

遠い空へと昇っていく煙 滲んだ

プロポーズした いつかのレインボー橋が見えたら

懐かしい顔に会える

若者たちと呼ばれた頃 虫を殺すように言った

君なんか死んでしまえばいい

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