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3週目のアニメ「俺妹」を観て号泣してしまった話。

今年の冬はなんか暖かいと思っていたらすごい寒波が来て、やっぱり冬は冬だったようです。こんな季節は家にこもるに限るとか言って……去年もそんなことを言っていたような気もしますね。超インドアの私には自宅で楽しく過ごすのは息をするのと同じ、とイキってみます。コロナで大変な時もまったく苦ではありませんでした。最近はウーバーイーツもあることですし。ま、かくいう私は便利過ぎて手を出せないでいますけど。

そんな私が自宅で楽しく過ごすのに欠かせないのがアニメ・ドラマ・映画の視聴だったりします。見たことのない作品だけでなく、過去に見た作品をまた見たりしています。だいぶ昔に見たアニメだと細かいところを覚えてなかったり、前は気づかなかったことを発見できると、充実感が胸を満たします。
それで最近見たのが、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」でした。

今回で3週目の視聴だったのですが、俺妹を見て泣いたのは、その時が初めてだったのです。泣いている自分に驚きました。その次、疑問が湧きました。1週目と2週目は泣けなかったのに、今回なんで泣いたのだろう?
そこで私なりに考えてみました。
1週目と2週目見た時の感情はさすがに憶えていません。細かいところを憶えてないくらいですから、当然ですね。3週目、つまり今回見た時の自分の気持ち、感動した理由を辿ってみると、ある仮説が浮かんできました。

1週目と2週目は、主人公の高坂京介こうさかきょうすけの視点で見ていた。
3週目は、ヒロインの高坂桐乃こうさかきりのの視点で見ていた。
そう結論づけました。

ここからはネタバレを含みますので、ご了承ください。



高坂京介は高坂桐乃の兄になります。兄妹きょうだい仲は険悪。お互い避けるような暮らしだったのですが、あることをきっかけに妹から人生相談を持ちかけられたのです。

高坂京介は”兄貴だから”とやれやれ感を醸し出しながら奮闘していくのですが、コメディ色が多いので、感動よりも笑ってしまうことが多かったのだと思います。もちろん、カッコいいところもあるのですけど、桐乃のクラスメイトで親友の新垣あやせに「変態! 死んじゃえ!」とののしられるセクハラ野郎(自他ともに認める)だと思われてるカッコ悪いところもあるので、私の場合、感想としてはコメディ色の強い作品に見えていたのだと思います。

一方、高坂桐乃もダメ兄貴と評価していたんじゃないかと思います。ただ小さい頃、桐乃は京介にべったりのお兄ちゃんっ子でした。だからカッコいい兄貴のことを知っていた。しかし、兄貴は変わってしまった。何事にも頑張っていた兄貴はいなくなったのです。
そんな兄が許せず、ムカついていたのでしょう。小さい頃は、兄貴すごい! ってなっていましたが、今や立場逆転。桐乃の方が両親や友人にすごいと言われる存在になっていました。
それがあることをきっかけにして、妹の人生相談により兄と妹の仲が少しずつ変わっていき、桐乃がどうして周りから尊敬されるようになったのか、様々なことが分かっていき、最後のあのシーンで「よかったねぇ~~~~」と号泣したのでした。

こういうことがあるので、一度見た作品をまた見返すという行為はやめられません。
久しぶりに作品に関係することについて語った気がします。
エネルギーを蓄えたところで、創作活動に戻ります。

さて、来月の更新ですが、久しぶりに小説を投稿しようと思います。
1つのノートにまとめてしまうと長くなりますので、分けて投稿します。
では、またの更新まで。

未熟な身ではありますが、一歩ずつ前へ進んでいきたいと思います。