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16Vの威力は如何に?→12Vの勘違いでした

「君の瞳は一万ボルト」という歌謡曲が流行った時代があった。先日亡くなった谷村新司が歌詞を書き、曲は、アリスで相方の堀内孝雄が作り歌ってヒットさせた。

秋に街を歩いて金木犀の匂いがすると、この歌を思い出し懐かしさを感じる。何故か若い頃憧れた、フランス100年戦争時代のジャンヌダークが歌詞に登場する。

今思えば、その憧れは、映画ジャンヌダークを演じたイングリッドバーグマンに惹かれていたのだろう。

多分中学生の頃だろう。スタイリースティックスの「16小節の恋」の入ったカセットテープを親戚の叔父さんに買ってもらったのを覚えている。なんともストレートに自分の気持ちを表現していた曲が流行った時代なのだろうと思う。英語を勉強するには持ってこいの簡単な表現である。とってもアメリカという感じがする。

ところで「16ボルトの威力は如何に?」の話題だが、今まで、200から300ボルトという人が感電すると大変なことになる電圧を扱い真空管アンプを作成していたのだが、半導体の力も借りて、真空管アンプを16Vで作る事ができるという本を手にする事ができた。noteで執筆されている、Mitsuharu A.さんが出版された本で、サブタイトルで「12Vの低電圧で真空管アンプの情感のある音を生み出す」とある。

秋月電子のネットショップで一通り必要な部品は揃えた。あとは、6AK5を2本手に入れる必要がある。

電源トランスも、出力トランスも要らないとのことで、とても小さく軽くまとまりそうである。まずは、ブレッドボード上で組み立てて音が出る事を確認してみよう。

もし、うまく行って、使えそうであれば、いつものように、木工でケースを作り、今回は、スピーカーも左右に配して、持ち運びができる、昔のラジカセの様なイメージに作ってみようと思う。そして、上手くすれば、ブルートゥースで接続、そして、就寝時にベッドで寝落ちしてもいい様にタイマー仕様なんてできたら面白くて、使いやすそう。

夢は、また膨らんでワクワクしている。この計画段階が一番楽しいのかもしれない。

PS:
16Vではなくて、12Vで真空管アンプを作る。でした。失礼!