心を動かす、NIPPON IT チャリティ駅伝の感動
ITチャリティ駅伝に参加してきました。
目の前の人が幸せになって欲しいくらいの社会貢献意識は持って生きているつもりだけど、大々的というか、みんなで集って社会貢献活動しましょうという類のものに人生で始めて参加したような気がします。
たまたま誘われて参加した程度ですが、大会趣旨には少し心が動かされました。
うつ病の増加は「IT企業から始まった」と言われているんですね。IT業界と言っても仕事は幅広いですが、確かに1日中日光をあまり浴びることもなく、画面と向き合っていることの多いこの職業で、上手くコントロール出来なくなるとうつ病になりやすいのかもしれません。
自分は大丈夫だと過信することは無いし、いつか引き込まれてしまうこともあるのかもしれない。
そうしたときに誰かが支えになってくれればありがたいし、金銭的にも世の中との繋がり的にも支援してくれたら、ありがたいのは間違いない気がします。
加えてやってみて良かったなと思ったことが、駅伝というスタイル。ITチャリティ駅伝は1人3kmを5人1組でエントリーします。私はこれまでチームスポーツもそこまでやったことないですし、誰かが頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちになったことって少なかった気がします。
自分は自分と独りよがりになっている訳じゃないけど、他人によって自分が変わることってほとんど無いだろうなと思って生きていた気がします。
でも駅伝を走ってみて、当日の自分は違いました。
走り終えた仲間を「ナイスファイト」と声を掛け合い、ハイタッチをする。〇〇には負けたくないという気持ちで自分のベストを出し尽くして、帰ってくるみんなを見る。
そんな姿に自然と心も動いたのか、過去に出したことのないようなタイムで3kmを走り切ることが出来ました。
本当にキツくて、もうやれないって思ってましたけど、終わってみれば来年も出たいなと自然と感じていました。
仲間が励ましあい、協力しあいながらタスキをつないでゆく。駅伝の精神は、福祉の精神=「人が幸せに暮らすために支えあうこと」に通ずるものがあるのです。
大会趣旨に書かれていたこの言葉を大げさに言えば、体感したような気がして、小さく言っても「チャリティだと思わなくても、運動不足で参加くらいで誰かと達成感を味わうことが出来て、社会貢献にも繋がる」というのは悪くない気がしました。
チャリティイベントに参加するというのは、悪い経験じゃない。ただのイベントに加えて、少し厚みのある感情を得ることが出来る、そんな体験でした。
ちょっとだけ、意識して継続的に参加していこうかなと思います。
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