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農家にお手伝いに行ったときの話

中2のとき、職場体験で農家のお手伝いに行きました。

進んで農家を選んだのではなく、ジャンケンに負けて農家に行くことになりました。

だけれども、今考えるとなかなか良い経験をさせてもらったなと思い、ここに備忘録として書き残しておきます。

私がお手伝いに行った農家はすごい広大な土地を保有していました。東京ドーム○個分という表し方ができるレベルの広さです。
(ぶっちゃけ東京ドーム○個分って言われても東京ドームに行ったことがない人は全然スケールがわからないよね)

その広大な農地の所有者はおじいさんでした。もう引退して息子に後を継がしても良いくらいに老けてました。

しかし、私は息子さんとは出会わなかったため、おそらく後継ぎがいなくて、生徒の職場体験を積極的に受け入れることで、労働力の足しにしていたのでしょう。

日本の農業人口の減少を生身で感じました。

農作業は想像以上に重労働でした。

種を蒔いたり、水をやったり、収穫したりするのは比較的楽ですが、畑を耕したり、ビニールハウスを解体・設置したりすることはすごい大変でした。

この作業をおじいさん一人で行うのは到底不可能ですね。たとえ機械を持っているとしても。

農業人口の高齢化も深刻な問題なのだと実感しました。

農家の職場体験で特に印象に残っているのは、軽トラの荷台に乗せてもらったことですね。

多分ほとんどの人が生涯経験できないことでしょう(笑)。貴重な経験をさせてもらいましたね。
他の乗り物では例えられない楽しさがありました。

こんな感じで、日本の農業の窮状を生身で感じたわけですが、私は農学部に進学しないし、おそらく農業にも従事しないでしょう。

ただ、こんな状況でも農業を続けている方々への感謝の気持ちを忘れずに、食事をしたいですね。

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