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好きなワイナリー①

専門家みたいに語れないし、美味いかまずいかしかわかんないバカ舌の素人ですけど1990年に出逢った「メルシャン桔梗が原メルロー(塩尻市)」に感激、それ以来お料理に合わせチョイスしながら日本産ぶどうを使ったワインを好んで飲むようになりました。

1990年のヴィンテージ紹介は出てなかったんだけど、その頃の新聞にブルガリアで開かれた国際ワインコンテストで日本のメルシャンが出展した桔梗が原メルローが堂々と金賞を獲得したことが掲載、ちょうど勝沼のメルシャンでその年の収穫祭が開かれていることを知り、いさんで出かけた記憶があります。

今から33年も前になるのか。

それ以来、長野県、山梨県、新潟県、栃木県を中心に出かけたりネット購入して日本に限らずいろいろなワインを楽しんできました。
NZやニューカレドニア、北米のワイナリーへ出かけたりも。

今回紹介したこのワインを生み出した日本ワインの父と呼ばれた麻井宇介さんを主人公にした「ウスケボーイス」という映画が近年作られましたが、そのワイン作りを受け継いだ形で城戸ワイナリー、小布施ワイナリー、ボーぺィサージュなどの活躍で各地に上質な小規模ワイナリーが誕生、日本人が得意とする繊細な仕事が各地で拡がり美味しいワインが誕生していることは何より嬉しいです。

完全版はYouTubeでも有料公開されていますので興味あったらご覧ください。

最後にこのワインを飲んだ感想を。

よくシャトーマルゴーを開けた有名人が、抜栓したとき部屋に芳醇な香りが漂い幸せに包まれた時間を過ごせ、口に含むと七色の味覚が広がる。みたいにいってるのを聞いたことがありました。

そんなもん、あるかよ!ってバカにしてたんだけど、メルシャン桔梗が原メルローはまさにそんな感じでした。
ワイングラスに半分注ぎ、ちょっとずつ空気に触れさせたらまさに七色に味が芳醇に膨らんだ不思議なワインでビックリ。

あー こういうことなんだ!ってはじめて美味しいと思えるワインに出会った瞬間でした。
最新ヴィンテージは13,000円ぐらいしていました。
これを安いか高いか感じるのはひとそれぞれでしょうけど、日本でこれだけのワインを30年以上前に作り出したこと、自分は誇りに感じます。

関係ないけど、自分のご先祖さまは明治政府の要請で北竜町に入植、ぶどう園をつくりぶどう酒生産に携わってました。
そんな血もワイン好きになった所以かも知れませんね。

値段に左右されず、美味しいワインはたくさんあります。
そんな出会いが楽しみな食生活を広げてくれてます。

また時々、個々のワイナリー紹介を中心に美味しかったワインを紹介していきますね!

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