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浦和レッズアジアチャンピオンズリーグ制覇!アジア初3度目の優勝クラブに

何かのご縁で閲覧してくださった方、いつも読んでくださる方々、いつもありがとうございます♬

待ちに待った決勝戦

5月6日の18時より埼玉スタジアム2002にてアジアチャンピオンズリーグファイナル第2戦『浦和レッズVSアル・ヒラル』の試合が行われました。

ホーム&アウェイ方式にて決勝戦が行われ、4月29日にアル・ヒラルのホームで第1戦があり、そこでのスコアは1-1と引き分けでした。
ただアウェイゴール方式というアウェイ先で点を獲ると有利になるのでアウェイで1点を獲ったことが非常に大きかった。

そのため、試合が始まる時点では
①浦和レッズの勝利=文句なしの優勝
②0-0の引き分け=アウェイゴール数の関係で浦和レッズの優勝
③1-1の引き分け=延長戦に突入
④2-2の引き分け=アウェイゴール数の関係でアル・ヒラルの優勝

と有利な状態で日本のホーム埼玉スタジアムに戻ってこれました。

どうせなら現地で見たかったですが、チケットは1日もかからず完売。
1人で見るのもなので近くのスポーツバーHUBで観戦。

試合前の乾杯

試合前に浦和OBの阿部勇樹さんトロフィープレゼンターとして登場。

浦和レジェンドの阿部勇樹さん


圧倒的ビジュアルサポート

試合開始前にホームの浦和サポーターによるコレオグラフィーが圧巻。
浦和サポはコレオグラフィーというよりサポートをしているからコレオではなくビジュアルサポートと称しています。

5万人で作る動くビジュアルサポートにこれは浦和サポだからこそできたのだなと思いますし毎回これを考える人すごすぎないかと思います。

試合内容

試合結果としては1-0で浦和が勝利しました。

ハイライトはこちら

西川選手の神セーブ連発によりなんとか0失点で抑えることができました。
DFのショルツ選手、ホイブラーデン選手の鉄壁守備、キャプテンの酒井選手のカバーリング、秋本の体をぶつけまくったディフェンス等守備陣のおかげももちろんあります。

実は史上初の出来事が。
スタッツを確認するとなんと枠内シュート数が0本で勝利を決めています!
得点シーンはあくまでオウンゴールという形となったためこのようなスタッツとなっています。
また浦和のボール支配率がなんと29%という数字で試合の7割が相手ボールだった。
ボールを支配していれば勝てるということではないと数字が証明しています。

すべてはここからつながった

この優勝も今いるメンバーだけで成し遂げたわけではありません。
すべては21年の天皇杯からつながっています。

21年シーズンにずっとチームを支えてきてくれた元日本代表阿部勇樹さんが引退を決めたことで天皇杯を掲げさせるというところから始まる。
その引退会見直後に功労者の槙野智章さん、宇賀神友弥選手がこの年で退団、放出となったのですが、準決勝で宇賀神選手がゴールを決める。

そして天皇杯決勝に大分トリニータとの試合で劇的な決勝点を挙げ槙野劇場で締めくくりこの勝利が2022年のアジアチャンピオンズリーグの出場権につながります。


関わってきた選手たち

コロナの影響と中国勢のクラブ問題があり2022年のACLは予選リーグから変則的な仕様となりました。
中国勢が軒並み出場を断念したことでグループリーグ内で首位でも他のグループの結果によっては突破できない状態になるということになり日本でも川崎フロンターレがこの仕様に巻き込まれました。

ですが、アジアでの戦い方を熟知している浦和は難なく突破し決勝トーナメントでも5-0,4-0で準決勝まで進みます。
準決勝では韓国の全北と延長戦までもつれ込み、延長後半に逆転ゴールを許し非常にまずい中キャプテンの酒井宏樹選手のスライディングからユンカーのゴールが生まれPK戦で勝利。

この後は決勝戦と22年内で決着するはずが22年はカタールW杯と日程が被ったことで、決勝戦のみ23年度に持ち越す形となりました。
持ち越したことにより22年度にいなかった興梠慎三選手、ホイブラーデン選手、ホセカンテ選手が登録できたことが今回の勝利につながっています。

そしてその影響で本来いるべきはずだった選手たちが移籍でチームを離れています。
予選から活躍してくれた松尾選手、宮本選手、江坂選手、ユンカー選手。
怪我の影響で決勝戦に出られなかったモーベルグ選手、シャルク選手など貢献してくださった方々がいたからこそです。

そして途中解任となってしまいましたが、準決勝まで率いたリカルド・ロドリゲス監督のおかげでもあります。
リカ将がJ2から引っ張り上げて来た、小泉選手、秋本選手、平野選手、知念選手、そして徳島からレンタル後完全移籍で加入した岩尾選手がチームを支えるなど全てはこの優勝に繋がったのだなと思います。

今後と収支について

浦和レッズはアジア王者として今年の年末に開催されるクラブW杯に参加。
また優勝したことで今年のアジアチャンピオンズリーグにプレーオフ枠で参加となる。
このことによりプレーオフ枠にいたサンフレッチェ広島が出られなくなりましたが、広島の仙田社長さんが粋なコメントをしてくれました。


また獲得賞金も豪華に。
過去のACLはJ1リーグ優勝より賞金が少なかった為、参加することが罰ゲームと言われていた時期もありました。
ですがどんどん価値が上がり今回の優勝で約5億円の獲得、今年のクラブW杯と25年から規模を拡大したクラブW杯への出場だけでなんと約40億円が入るとのこと!!

夢があるなと感じます。
もうクラブ運営でアジア軽視はできないなと感じます。

唯一残念なこと


この勝利は素晴らしいがなんと地上波で全く取り上げて貰えなかったこと、事前にメディア等報道が全くなかったことが非常に残念で仕方がない。
DAZN独占配信というのもあるが日本のクラブがアジアでNo.1を決める大会なのに一部のサッカーファンのみしか知らないという。

こういう世界規模の大会こそ盛り上げる必要があるのですが、初めて浦和がチャンピオンになったときと比べてこの盛り上がらない状態は非常に悲しい。

ただサッカーの視聴率が昔より取れなくなった今、放映権料を払ってまで放送したいかというメディア側の言い分もわかるが野球偏向の部分を少しでも他のスポーツに回せないのかと。

そのうちサッカーは有料で見るしかなくなるのだと思うとライト層のファン獲得はハードルが高い。
Jリーグ含めJFAの皆さん呑気に写真映っている場合じゃないですよ。

さいごに

今後アジアの王者として圧倒しつつ世界のクラブ相手にも日本のサッカーは通用することをクラブW杯で証明してほしい。
またアジアでは強いのに国内リーグがまだ1回しか優勝していないから、この勢いのままリーグ優勝もかっさらってほしいです。

改めて3度目の優勝おめでとうございます♬

we are Reds!!♦

最後まで読んでくださりありがとうございました。
執筆の励みになりますのでスキ、フォロー、コメントよろしくお願いいたします。
ではまた。

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