石炭・石油・天然ガス 主役交代の歴史

現在の私たちの文明は化石燃料によりつくられ、現在も化石燃料によって維持されています。化石燃料の内訳には、石炭・石油・天然ガスがありますが、それぞれどのような勢力を誇って来たのか定量的に調べてみました。
 Our World in Data の"How have the world's energy sources changed over the last two centuries?"に、次のような図が掲載されていました。

世界の一次エネルギー源の内訳


1次エネルギー源の割合の変化

200年前は伝統的なバイオマス燃料によるものがほとんどだったところから、石炭利用が1850~1900年にかけて拡大し、その後石油が1950~1980年に拡大。1965年には石油が石炭を追い抜いています。そして、1970年ごろから石炭の割合は横ばい、石油の割合は1980年ごろからずっと減少傾向に移る中で、天然ガスの割合は常に上昇傾向にあることがわかりますね。


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