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「商売っ気がある人に対する嫌悪感」が複業起業の邪魔をする

おはようございます!
池田千恵です。


今回は
「商売っ気がある人に
対する嫌悪感」が
複業起業の邪魔をする

をテーマにお届けします。
よろしくお願いします。


今日の話は朝キャリで提唱している
理想のキャリア形成5つのステップの
うちの「5.方向性で稼げるようになる」
をメインのテーマでお届けします。

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今日の記事はこんな気持ちを持つ方におすすめです


今日の記事は
こんな気持ちを持ったことがある方に
おすすめです。

・会社員をしながら複業をはじめたい
・いずれ小さくてもいいから独立したい
・でも、自分が商売っ気を出していると周囲に思われたくない
・カネカネ亡者みたいな人と一緒にされたくない

こんなことがありました


先日こんなことがありました。
コンサルティングを
していました。


とある道で会社員をしながら
小さく事業を始めていって、
ゆくゆくはその事業一本で
行きたいという方への
コンサルティングでした。


最初に、こんな感じが
理想だなあと思う人を
何人かピックアップをして
もらったんですね。


その中で、共通点は
何か聞いてみたところ、

・商売っ気がない人
・儲けようとしていない人

という答えでした。

商売っ気がある&儲けようとしていることは、果たして悪なのか?


ここでみなさんに
質問があります。


商売っ気がある、
儲けようとしている。


このことは果たして
悪なんでしょうか?


ビジネスとは、努力とか
創意工夫が、感謝として
お金の形で返ってくる
循環です。


サービス提供の裏には、
原価の他に努力の
積み重ねがあったり、
今まで数十年かけて
培ってきた創意工夫も
含まれています。


なので、当然原価では
出せません。


原価で出していては
事業は継続できないですよね。


つまり、商売は
ボランティアでは
続けられない
わけです。


これから事業を本格化していく中で、商売っ気がない人を理想に掲げて本当に大丈夫?


この方は、
これから事業を本格化して
いきたい、そういう気持ちが
あります。


その中で、
商売っ気がない人を
理想に掲げていて、
本当に大丈夫かな?と、
ちょっと心配になったんですね。


これはゴールによって
やることは全然違いますので、
会社員の収入がメインで
趣味で月に数万レベルであれば
それでも全然いい
と思うんです。


でも、この方はそれ一本で
立っていくことを目指している
わけです。


霞を食べて生きて行く
つもりなのかな?みたいに
ちょっと心配になっちゃったん
ですよね。


この方に限らず
同じように考えている方は、
会社員だと特に多いんです。


でも、これから本気で
事業をしようと
思っているのであれば、
「嫌儲感(けんもうかん)」、
つまり人がお金儲けすることを
嫌う気持ちを克服する必要が
ある
と私は考えています。

会社員が、商売っ気がない人に惹かれる背景


商売っ気がない人に
惹かれる気持ちは、
私も会社員でしたので
すごくよくわかります。


なんで会社員が
商売っ気がない人に
惹かれるのかというと、
私はこのようなステップを
経ているからではないかと
思っています。

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まず、自分の労働に
自分で値段を決める
経験がない、もしくは
少ない方がほとんどです。


そうすると、
自分の直接の市場価値が
全然わからないんですよね。


働きが、いくらになっているか。
時給としては、もしかして
計算している方もいるかも
しれませんが、なんで
その時給になっているか、
そこまで考えたことがない
場合が多いんです。


そうすると、商品サービスが
ここまでに至った過程を
なかなか想像しづらい

ですね。


想像じゃなくて
実際に目に見えやすい所で
判断するしかないですよね。


例えば、時給とか
原価です。


そこだけで計算して
判断しがちになって
しまいます。


その結果として、
時給とか原価より
高いものに敏感に
反応してしまって、


「この会社は不当に
儲けようとしている!」
「搾取だ!」
みたいな感じで
ちょっと過剰反応して
しまうんですよね。


有名な「ピカソの30秒」(諸説あり)


ここで「ピカソの30秒」
という話を紹介します。


有名な話なので
聞いたことがある方も
多いかもしれません。


ただ、諸説ある上に
本当にピカソが言ったかの
出典がどこを探しても
ないんです。


なので、本当かどうか
わからないんですけど、
でも、エピソードとしては
本質をついているなと
思いますので紹介します。


今回紹介する出所としては
フリーライターの篠原知存さん
が産経新聞に書かれたコラム

です。

画家のピカソが
レストランで食事中、
ファンに絵を頼まれて
さっと書いて渡して
あげたそうなんです。


そしてピカソは
代金を1万ドル請求したそうです。


そこで、ファンはびっくりして
「たった30秒で書いた絵に
1万ドルも払わなきゃ
いけないのか」みたいな感じで
聞いたところ、ピカソは
「30秒ではない。
30年と30秒なのだよ」と言った
と。
そういう話なんです。


ここからもわかるように、
30秒で書いたからといって
30秒の価値しかないと
考えちゃいけない
んですよね。


そこまでに培ってきた
年月、苦労もちゃんと
加味した上での値段、
つまり時給ではなく
価値で考えるって事が
すごく大切
だよーと
いうことを、
「ピカソの30秒」は
教えてくれてるなと
思います。

相手&自分の価値に敬意を払わないままだと無料で搾取するクレクレ星人を引き寄せる


実は相手や自分の価値に
敬意を払わないままだと
巡り巡って自分にすごく
都合が悪い真実が
訪れるようになります。


具体的には、
無料で搾取するような
クレクレ星人を引き寄せる

ことになってしまうんですね。


これは私の失敗談で、
恥をさらすような話なんですけど、
あえて、すごくいい例なので
紹介しようと思います。


私は「早朝グルメの会」
という朝活イベントを
を2008年からずっと
開催していました。


でも今一時中止しています。
コロナのせいということも
あるんですけれど、
それよりも大きな理由は
表に見えない努力に
敬意を払わない人が
増えてきちゃった
からです。


具体的には、
このようなことがありました。

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※このnoteは、池田千恵主宰コミュニティ「朝キャリライトプラン」(月額1100円)にて毎週配信している動画を、ひと記事ずつテキスト化してご紹介しているものです。朝キャリライトプランに入会いただくと、スライド解説つき動画&書き起こしテキスト&自習ワークが月に4回以上届くのでお得です

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