池田貸出_オレンジ3

[3社限定]池田を3時間貸し出します

突然ですが、不肖・ワタクシ池田紀行を、3時間、貸し出します。

え?怪しい?

まあ怪しいヨナー(笑)

ちゃんとした理由があります。なぜこんなことを思いついたのか、ご説明しましょう。

企画の背景

トライバルメディアハウスは、僕が34歳のときに創業した会社です。

クチコミサイト、SNS、ブログサービスが普及し始めた頃で、いまほどソーシャルメディアは一般化してはいませんでしたが、それでも20万年続いた人類の歴史が大きく変わる転換点に生きていることを実感し、心の底からワクワクしたことを覚えています。

あれから10年以上が経ち、ソーシャルメディアは文字通り社会そのものになりました。

明治維新のさなか、福沢諭吉は『文明論之概略』で「一身にして二生(にしょう)を経(ふ)る」という言葉を残しました。これは、明治維新前は漢学を学び、維新後は洋学を学んだ諭吉が、ふたつのまったく異なる思考的枠組みから自身の経験や解釈を再定義するという稀有な経験を通し、「一生のうちにまったく違う経験をすることは、まるでひとりの人間がふたり分の人生を生きるようなものだ」と表現したものです。

僕たちは、いままさに、過去の成功体験が役に立たない「一身にして二生を経る時代」に生きています。

ソーシャルメディア以前の世界では、個人が持つ膨大な量の情報、知識、経験は、社会に公表、記録、共有、交換されることなく、埋没資源として消えてなくなっていました。

それがいまや、ブログ、SNS、クチコミサイト、動画共有サイト、Q&Aコミュニティ、フリマアプリ、各種マッチングサービスの登場と普及によって、人と人、興味と興味、需要と供給がつながり、個人が持つ情報・知識・経験・資源が社会全体の価値を急速に拡大させています。

戦後70年続いた現代マーケティングも、ソーシャルメディアの登場と普及という革命的な変化に対応し、変わらなければならない時期にきています。

できる限り効率的により多くの売上と利益を獲得したい企業と、物質的・情緒的ニーズの大部分が満たされ、精神的ベネフィットを得たい現代消費者の間に存在するギャップは、これからより拡大していくでしょう。

僕は、三度の飯よりもマーケティングが大好きです。ソーシャルメディアの普及によって起こっている破壊的変化に対応し、企業と消費者の双方が持続可能に幸せになれる、新しくて本質的なマーケティングの世界を切り拓きたい。

世の中はAIだ、5Gだ、D2Cだと騒がしいですが(それらもとっても重要ですけど)変わっているようであまり変わっていない大企業のマーケティングを、いまこそ変えるお手伝いをしたい。それもマッハスピードで。

いまのトライバルでの活動は、地に足をつけて着々と未来永劫続けていきますが、よりスピードを上げる、ちょっとエキセントリックな取り組みをしてみてもいいかなと思い、今回半ばフライング的に(広報や現場にはほとんど相談せず)本企画に踏み切ったというわけです。

こんなことがお手伝いできます(例)

● CPA効率の悪化に関するお悩み解決

ネットマーケティングは、「顕在顧客」の見える化とターゲティング精度の高さによる「収穫効率」で成長してきました。マスやリアル施策に比べると効果測定がしやすい(ように感じる)こともあり、各社、予算の配分を収穫に偏重させてきてしまいました。

でも、その結果が、ネットでは指名検索数の低下によるCPA効率の悪化に、リアルではカテゴリー内におけるEvoked Set(想起集合:好意的な選択肢の集合体)から外れ、むしろマーケティング全体での効率を落とすブランド力の低下を招いていると感じます。じゃあどうすればいいの!?という課題に一緒に向き合います。

● 広告・広報・デジタルマーケティング効果測定に関するお悩み解決

効果測定・検証力に定評がある企業であっても、本質的なKGI検証と最適なバジェットアロケーションは、意外なほど行われていない状況です。ほとんどの企業がKGIだと思っている指標はKPIです。重要な指標ではありますが、売上の先行指標となるゴール指標ではありません。

KGIでの効果測定が正しく行われないと、最適な人員数も予算も決定することができません。わかったつもりになっているKGIとKPIを改めて学び直し、何が、どこまで検証可能なのか、何を、どこまで検証する必要があるのか、無駄なお金を時間と労力を使わないためにも、とっても大切なテーマです。

● ファン育成とその効果に関するお悩み解決

「ファンの存在は重要だけど、それでどこまで売上が増えるのさ?!」という疑問にお答えします。買ってもらうまでのマーケティングも、買ってもらってからのマーケティングも、どちらも重要です。スーパー、コンビニで買える低関与・低単価・高頻度な一般消費財よりも、年に数回、数年に1回の高関与・高単価・低頻度な耐久消費財や専門品ほど、買ってもらってからのマーケティングが重要となります。

浮気せずにブランド指名買いをし続けてもらうためにはどうしたら良いか、既存顧客深耕が新規顧客獲得につながるループはどのように回せるのか、「買ってもらってからのマーケティング」に関する疑問とお悩みに向き合います。

● ソーシャルメディアに関するあらゆるお悩み解決

ソーシャルメディアマーケティングは、公式アカウントを運用することではありません。ネタをバズらせることでも、インスタグラマーやYouTuberを起用することでもありません。

クチコミサイトが誕生して20年、SNSが普及しはじめて15年が経ったいまだからこそ、ソーシャルメディアとは何で、ソーシャルメディアマーケティングで実現すべきことは何なのか。ソーシャルメディアマーケティングで獲得可能なマーケティング効果と、獲得不能なマーケティング効果は何なのかをはっきりさせ、ブランドが抱える課題に即した最適な「ソーシャルメディアが空気になった時代におけるマーケティング戦略の全体像」を描きましょう。

● 現状のインフルエンサーマーケティングに関するお悩み解決

いま行われているインフルエンサーマーケティングの大半が、有名人やマイクロインフルエンサーのインプレッションを即時的に金で買う「インフルエンサーインプレッションバイイング」だと感じます。これでは、「雑誌の購読者数が少なくなってきたから、露出先をインフルエンサーに変えよう」と、メディアのタイアップ先を変えただけで、本質的なマーケット環境へのフィットにつながっているとは言い難いんじゃないか。

インフルエンサーマーケティングは、露出メディアの枠を購入する短期的な「メディア施策」ではなく、ファン+影響者(=ファンフルエンサー)の抽出と、信頼関係づくりによる中長期的なマーケティング活動の「取り組み」であるはず。広告ではなく、新しいリレーションシップマーケティングであるべきです。

「お金を払って、ハイ終わり」ではく、投下したお金が投資となり、持続可能なマーケティングアセット(資産)になっていく本質的な活動について議論しましょう。

想定される3時間の使い方

・前半の1時間半:講義(テーマは上記でもそれ以外でも)
・後半の1時間半:質疑応答100本ノック(何でも答えます)

募集要項

・貸出は3社限定、1社1回です
・貸出は無料です
・貸出期間は、2019年10月中を予定しています(日曜祝祭日の翌日を除きます。時間は15:00~18:00で開催します)
・対象はB2C業界の事業主に限ります
・貸出場所は都内限定とさせていただきます
・開催前に1時間程度の事前ミーティングを実施可能です。場所は弊社(銀座)までお越しください。
・申し込み多数の場合は抽選となり、当選者だけにご連絡差し上げます。予めご了承くださいm(_ _)m
・勉強会を実施する場合、社内で20人以上集められる企業を優先します
・過去または現在におけるトライバルとの取引有無は問いません
・当然ですが、秘密は守ります

宣言

たったの3時間ですが、課題および解決策の方向性、社内の共通言語と機運づくりについて、結構なインパクトを残せる自信があります。なので、現場からの声だけではいつも納得してくれない上司も連れてきちゃってください。僕が代わりにお話します。

応募方法

・応募期間は一次申し込みが8月27日(火)23:59まで、本申し込みが2019年8月29日(木)23:59までとなります
・当選発表は9月9日(月)を予定しています。ふるってご応募ください

(2019年8月28日(水)0:00)
・一次申し込みを終了致しました。多数のご応募ありがとうございました!

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念のため僕のプロフィールを。

株式会社トライバルメディアハウス
代表取締役社長 池田 紀行

1973年横浜生まれ。ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業のソーシャルメディアマーケティングや熱狂ブランド戦略を支援する。日本マーケティング協会マーケティングマスターコース、宣伝会議講師。『次世代共創マーケティング』(SBクリエイティブ)、『ソーシャルメディアマーケター美咲』『Facebookマーケティング戦略』(翔泳社)、『ソーシャルインフルエンス』『キズナのマーケティング』(アスキーメディアワークス)など著書・共著書多数。

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