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中華レストランのテーブルはなぜ丸いか?

こんにちは。

これまで主に習慣化の記事をを書いてきたのです
が少し違う角度の記事も書いていこうと思います。

今日はわたしの海外体験で見聞きしてきたことを
書いてみます。

わたしは以前勤めていた会社の仕事で中国に駐在
していたことがあります。

ここで質問です。

みなさんは中華料理は好きですか?


「わたし?」

「もちろん大好きです!」


日本と中華料理、縁が深いですよね。


日本でもっとも馴染みのある中華料理と言うと
ラーメンかな?

ただ、日本で食べるラーメンは独自に進化を遂げ
たものなので日本料理化しているといっても過言
ではないでしょう。

日本と中国のラーメンの違いはまた別の機会で。


今日は中華料理といっても食べるもののことでは
なくて、中華レストランでよく見かける丸テーブル
について書いてみたいと思います。


中華料理のレストランに行くとよく丸テーブルが
置いてあるのを見ませんか?

この丸テーブル、中国人の習慣と深い関わりがあり
ます。

中国の人たちってとてもおしゃべりというか話好
きなんですよね。

コミュニケーションを取りながら人間関係を築い
ていくこと、中国の人たちは本当に上手なんです。


中国人とお友達になるとよく一緒にご飯食べましょ
うと誘われます。

コミュニケーションを取る場として最もポピュラ
ーなのが ”ご飯を一緒に食べながら” なんです。

これとても理にかなってると思うんですよ。

ご飯を食べる時って心も身体も開いているってい
うか、リラックスしていて、一緒に、ご飯を食べ
る イコール 相手の話を受け入れる心理的土壌が
作られていることになります。


それに中国の人たちにとっては食事がとても大切
なんですよね。

仕事が忙しくてもお昼や夜の食事の時間になった
らみんなきっちり食べにいきます。

挨拶も「你吃了吗?」(你はあなた、吃は食べる、
了は完了形を表す、吗は文の末尾につけて疑問文
にするもの)、つまり、「ご飯食べた?」って聞く
ほど、ご飯を食べることが中国の人に取っては
大切なことなんです。

そういう大切なご飯を一緒に食べるってことで
より関係を深めたいというメッセージになるんで
すよね。


で、テーブルが丸い理由なんですが、

丸いと長方形のテーブルと違って端っこが無いん
ですよ。

どこに座っても同じなんです。

端っこが無いからどの人とも均等に話しやすいん
ですよね。

話好きの中国の人たちにとてもマッチしている形
なのです。


丸い形って何か奥が深いと思うんです。

丸いとぐるっと一周するとまた元に戻りますが、
この元に戻るということはまた、新たに始まる
ことを象徴しますよね。

人との交流を循環させていくことで新しいものを
生み出し続けていく。自分の中では何かそういう
イメージにつながります。

また、丸いということは円満にも通じますね。


円、丸いって、実に深遠な形ではないですか!


家族やお友達と中華料理のレストランに行って
丸いテーブルを見かけたら、是非試してみてくだ
さいね〜


お読みいただいてありがとうございました。

ツイッターもやってます。
@happyryukun

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Photo by judith girard-marczak on Unsplas

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