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【イタリア】復活祭2023🐣 馬仲間との昼食会

復活祭は毎年日にちが定まっておらず、
春分を過ぎた満月の次の日曜日に行われます。
ややこしいので、春分すぎて…くらい。
国によっては時期がずれるようです。

確定しないことで、クリスマスのように、
"12月に入ると準備する" という切り替えが
はっきりせずにぼんやり始まる感じです。

復活って…何が?という感じですが、
宗教に基づいた記念すべき日。

十字架に掛けられていたイエスキリストが
生き返ったとされる日なんです。
超人であることが分かります。

この生まれるということから、
子孫繁栄の象徴であるウサギや卵を用いて
復活祭の時期を盛り上げます。


イタリアに住んで11年目

まだ馴染みがありません。
夫が宗教に熱心でないことや、子どもがいないこと、
仕事も日本食レストランなので無縁なことなど、
日本に居るのと同じように、「他人事」という感覚です。

羊肉を食べたり、コロンバという焼き菓子を食べたり
お決まりの食事があるのですが、
我が家では必ず食べるものではありません。

スーパーで見かけるので、食べたければ買うという感じ。
前日に夫は羊肉を焼いてくれました。


馬仲間に誘われて

イースターの日曜日と翌日の月曜日は
イタリアでは祝日になります。
この時期から本格的な春とみなされ、
ピクニックを開始します。
芝生のあるキャンプ場や公園では賑わいます。


今年は、夫の乗馬仲間の集いに参加することに。
仲間たちは、馬に乗って川沿いの田舎町を散歩して
近くの農家で食事するという予定。

私たちは馬には乗らないので昼食会から行きました。

家から15分足らずでこんな田舎にやってきました。


この木を目印に曲がると
舗装されていない道へ
その先に見えるのが農家
いらっしゃ〜い


すでに馬仲間は到着していました。

草を食べながら涼んでいる
おとなしい白馬
整った身体に嫉妬しちゃう
草むらで戯れている風景も絵になる
今日は本当にピクニック日和
こんな風景に出会えるだなんて


ご飯ですよー

お肉は炭火焼きです


外で食べるのかと思いきや屋内!

約30人のテーブル
トマトソースのペンネ
この子がなぜか膝の上に乗ってきた。
ステーキ肉を狙っている
キャワイイ〜食べちゃうぞッ!
と言わせる愛らしい表情は勉強になります


春の花と新緑は活力になる

12時半から始まった食事会は、

前菜から始まり、ペンネ、
ステーキやソーセージなどのグリル、ローストポテト、
ティラミス、カフェ、食後のお酒と続きました。

文字で書くと簡単ですが、
喋って食べて飲んでしていると、
あっという間に時間が過ぎもう夕方に。


ではみんなで帰りましょ〜

みんな準備はできた?
出発しまーす


私たちは、帰りに近くの美味しいジェラート屋へ。
まだ食べるのかッと思うでしょう。

本場イタリアでは、ジェラートは
消化促進としても食べられても います。
なんという言い訳でしょう。
本当のところは知りません。
真実なんかどっちでもいいのです。
彼らはそうやって食事を満喫している。
ただそれだけ。

どちらさまかわかりません
旧車を見ていると80年台の音楽が流れてきます。
あなたは何を思い浮かべましたか?
私は坂本龍一さんの影響でライディーンでした。


この日は夕食はさすがに摂りませんでした。
あっ、野菜食べていない。

いいのいいの。
また明日から食べるんだから。

復活祭2023年の様子をお届けしました。

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