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「才能」から目をそらして生きよう

昨日の日記で、吉田松陰のことばを引用して、「才能」について簡単に書いた。

菲才或は敗を致すも、素子は終に摧けず

「才能がないということは失敗することもあるだろうけど、志は最後まで折れない。」という意味らしい。

たしかにぼくも昨日の日記で才能がないことを嘆いたし、周りを見ていても「センスがない」「才能がない」「あの人は天才だから」なんてことばをよく聞く。

でも、才能を言い換えてみると、スマホゲームでいうリセマラみたいなもんだな、と思う。
リセマラっていうのは、ゲームスタート時に強いモンスターを持っている状態にするために、何度もインストール、削除を繰り返すこと。

誰もが最初っから強いモンスターを持っていたいよね、そりゃ。最初から楽したいもん。

でも、ゲームを続けていけばわかるけど、あとからどんどん強いモンスターが出てきて、それをゲットして自分もどんどん強くなる。
気づけば最初必死になって手に入れたモンスターがスタメン落ちしていたりね。

人の能力っていうのはこんなもんで、あとからどんどん手に入れることができるし、きちんとモンスターを集めていれば、はじめは強かった相手も気づけば自分より後ろにいたりする。

大事なのは、いつどうやって強いモンスターを手に入れるかということ。最初から持ってるモンスターをどう使って初期ステージをクリアしていくかということ。

士に貴ぶ所は徳なり、才に非ず
行なり、学に非ず

これも吉田松陰のことば。「立派な人が大事にしているのは、才能ではなく人徳だ。理論ではなく、行動だ。」という意味。

たしかに最近では才能がある人が認められるというよりも、誰からも好かれる人はたくさんの協力をもらってどんどん成長していくし、行動を起こしてる人こそ認められてる。

そう考えると、才能のことばかり考えてた自分が恥ずかしくもなる。

タイトルどおり、才能から目をそらして生きていくのが、これからの人生を楽に生きていくコツなのかな。

才能があると思える人は幸せだけど、多くの人は才能なんてないもんね。よく「努力できるのも才能だ」なんて言うけれど、こうやって毎日日記を続けてみて、周りのみんなも一緒に続いて、ああ、これも才能じゃなくて習慣でしかないのだろうな。

才能がないからできないなんて思う必要はないよ。大事なのは志、そして行動あるのみ、それと人徳があれば認められるよ、きっと。
って吉田松陰先生が言ってました。

今日の日記に代えて。
今日はとっても楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよ。

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