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現地語で話すこと

YouTubeで長谷部選手の引退会見の映像を見た。
もちろんドイツ語はわからないが、流暢なドイツ語で丁寧に話している姿は本当に素晴らしいと感動した。

その土地の言語を話すということは、そこに暮らす人たちの視点や考え方を身につけるということだ。
日本人には日本人のものの捉え方、表現の仕方があり、それを正確に他の言語に訳しても、ニュアンスを含め言葉の奥にある真意まで伝えるのは難しい。
そういう意味で現地語で気持ちを伝えた長谷部選手の人柄や、現地の人たちに対するリスペクトの気持ちが伝わってきた。

かたやマーシャル諸島に2年以上暮らす僕は、ほとんどマーシャル語を話せない。未だ単語を少し知っている程度で、英語に逃げてしまう。
英語を勉強中ということもあるし、仕事上、worker達のほとんどがある程度英語がわかるので楽をしている。

ここにいるのも長くてあと半年。
離れる前にスピーチする様なことはないと思うが、せめて感謝の気持ちを伝えるくらいは覚えようと思った。

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