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見えるとどうなる?

うっすらと積もった雪を見てブルッってなった野地です。

子どもの頃、転んで何処かをすりむいた事ありますか?

私は結構野生児っぽく屋外で過ごしていたので
しょっちゅう小さな傷を作っていました。

傷ができた時には、遊びに夢中で、
「痛いかったな」くらいにしか思っていないのですが、
一息ついてふとした時に痛い所を見ると、
血が出ていて、それを確認してから泣き出す
ということをよくやっていたようです。

というのも自分は覚えてなくって、
両親が健在の時に教えてくれたのですが、

私が家に平気な顔で「ただいま~」と返ってきて、
親がケガを見つけて、洗って赤チン(懐かしい)を
つけてくれるのですが、
自分のカラダから血が出ているのを見た瞬間に
泣き出す子だったらしいです。

だから親は「もう泣くぞ~~」って予測していたようですよ。
そして予想通り私が泣くと、「ほ~らね」ってなって
クスって笑うんで、なぜか泣くのをやめる・・というパターン。


人は「確かにそうだ」という確認が取れたら
過去の情報と結びつけて、
考えを固定してしまうようです。

「雪が積もっている」⇒「寒さが厳しい」
「血が出ている」⇒「痛い」
ってね。


呼吸法の一つに「鎮める呼吸」があります。

イラっとした時や
捨ててしまいたい感情に気付いた時の
初期消火にお役に立つ呼吸法です。

この中で自分に起きている変化を感じて
それを数値化するという部分があります。

腹が立っている時には
人にもよるのですが、
胸が詰まったような感じを持ったり、
文字通り「はらわたが煮えくり返る」感じだったり
「頭に血が上った」感じだったりするのですが、

それをカラダの感覚としていったん感じます。

そして、ゆったりと呼吸を繰り返した後、

感じていた「カラダの感覚」が
どのくらいになったのかを数値化するんです。

最初のマックス状態から、
なん%くらいになったのかを
数字で意識します。

するとチョットでも減っていることを確認できることで、
気持ちが少し楽になった!って、
自分に信号を送ることが出来るんです。

見える化することで安心できることもありますよね。



今日は木曜日。寒くても日々膨らんできている木の芽のように、チョット成長したと感じられる一日でありますように💖

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