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子育てに不可欠なもの

❝理解し合い繋がりを太くする❞


昨夜は勤務先の保育所の職員会がありました。
年度末に向けてたくさんの決め事や連絡事項があります。

その中で、市が実施した
「保育行政に関するアンケート」の
大まかな結果を知らせてもらいました。

その一部に、
子育てで困ったときに誰に相談しますか?
という問いに、
保育士と答えた人が意外に少なかったのです。

保護者も日々仕事に忙しく、
保育所の登降園の時に少しだけ声を掛け合う程度では
悩み相談まではできないのでしょう。
毎日過程と保育所を行き来する連絡帳には
その日の子供さんの様子を書くようにしていますが、
お返事がない家庭がほとんどです。

子どもは家庭では夜の時間と休日しか生活しなくて、
起きている時間は保育所で過ごすほうが長いです。

我が子は集団の中でどんなに育っているのかとか
日々気にはなっているのでしょうが、
どちらかというと保育所に丸投げのような感じを受けます。

情報はSNSからという保護者が多いのも
人間同士のつながりを細くしている原因の一つでしょう。
繊細な保護者は他者からの影響を避ける傾向にあるので、
関わらないという選択をし、孤立します。

にも関わらず、保育士は連絡帳を書き続けます。
するとふとした時に悩みを吐露してくれる保護者がいます。

保護者との間に毛細血管ができた瞬間です。
この繋がりを大切に育てることが至難の業。
踏み込みすぎると血管は切れてしまします。
繊細なガラス細工のように大切に大切に育てていく。
どんな人間関係にも当てはまることだと思います。

子どもを一緒に育てていくことで、
回りの大人も大きく育っていくんだろうな。


❝理解し合い繋がりを太くする❞


今日は水曜日。理解する一日でありますように💖






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