❝負うた子に学ぶ❞

三男宛てのはがきが来ていました。
日本学生支援機構から。

三男は県外に住んでいるので、
何かと一緒に送ろう？かと連絡したところ
開けてみて！ということだったので開けました。

「あなたは上記奨学生番号の奨学金について
返還を完了されたことを証します」
とありました。

彼が中学を出て5年間の寮生活に入った時には
経済的にとても苦しかったので
奨学金を借りました。

まだ子供っぽさが残る彼にしてあげられることは
新しい布団セットと自転車を買ってあげることくらいでした。

親も寂しかったですが、
彼も未知の世界でよく頑張りました。

社会に出てから
2,010,000円の学費を彼はコツコツと返還し
この10月で完了したということです。

写真を撮って送ると
「おお！もうそんなに経ったんやね。感慨深い。
おかげさまで無事卒業させていただきました。」
という返事。

彼は「おかげさま」という気持ちで返還していたんだ、
と思うと、
何もしてあげられなかった自分が情けなくも思えるし、
彼の心の深さに心動かされました。

かつて背負った子に背負わられるお年ごろに
近づいてきています。
まだまだ自立＆自律していたいと思い、
愉しめる範囲で心身＆スキルへの自己投資中の母です。

❝負うた子に学ぶ❞

今日は水曜日。学びのある一日でありますように💖