飲み会終わりの自己嫌悪

今日会社の飲み会があった。
今の会社に入って2度目の飲み会だ。

気心知れた人以外とする飲み会はいつも疲れてしまう。
いや、楽しいのは楽しい。
だけどほぼ間違いなく家に帰ると絶賛自己嫌悪タイムが始まってしまう。

なぜひっきりなしに話せる人がいるのだろうか。
なぜアルコールが美味しいと感じられるのだろうか。

生粋の陰キャで、真っ当に生きるために哲学の本ばかりを読んできた僕にとって、人生をノリと感覚でエンジョイしている、哲学の本なんて1mmも生きていく上で関わったこともない人たちに割と大きめのコンプレックスを抱いている。
まあ、陽キャにコンプレックスがあるよってなことだ。

頭の中では幾億もの思考が蠢いているがそれを口にすることはない。
陽キャはもう思ったことをとにかく話し続けられるんだろうな。
そしてその思ったことが良くも悪くも人を不快にさせないから、思ったことを口にして嫌な空気になったことがあまりないんだろうな。
それか嫌な空気になったとしても、(僕からしたら)天才的なスルースキルで気にしないんだろうな。

「考えすぎだよ」
そんなことはね、痛いどころか、麻痺して感覚がもうなくなるくらいには知っている。
自分が、なかなか人と打ち解けられないこと。
いつも人に気を使い過ぎてしまうこと。
いつも人と自分の差を気にしてしまい、距離を詰められないこと。

わかってんだよ。わかってるつもりではいるんだよ。
でも、それが俺なんだよ。
もう変われるもんなら変わりたいよ。
思ったこと言いたい放題いって、
人の話を聞くより自分が話すことを優先して、
人生をノリと感覚でエンジョイできる人になれるならまじでなってみたい。

うん、そうなれないのは俺が一番知ってんだろ。
俺はやっぱり自分の生き方をマニュアル操作でゆっくり見つけてしかないんだよ。
世のほとんどの人がオートマで勝手に人生の楽な生き方を見つけてる。
そんな中俺はマニュアルだ。
でも運転マニアは言う。
マニュアルの方が運転が楽しいと。

だからきっと俺も今の俺で人生が楽しいと言える時が来ると信じてる。
信じなきゃやってらんねえ。

はい、これで今回の自己嫌悪タイムは終わりとします。

皆様の1日がよき日となりますように。


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