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好きな洋楽100(40-31)

好きな洋楽の曲を100曲選びました。
(マイルール:同じアーティストは3曲まで)

昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。

▼前回の記事はこちら


40.Mun-man/LFO('03)

はじめて聴いた歳:20歳('03年)
84.に引き続き、LFO のランクインです。やはり、20歳の頃はこういうサウンドが一番好きでしたね。
LFO は'90年代の前半に活発に活動していたのですが、後半に入ってからしばらく作品が発表されませんでした。'00年代になってから久々に発表された本作でも、衰えは一切感じさせないほど勢いのある作品だったんですよね。
むしろ、この曲なんかは、昔よりもパワーアップしている印象です。

39.Blown/LFO('03)

はじめて聴いた歳:20歳('03年)
引き続き、LFO のランクインです。38.でも書きましたが、これは久しぶりに発表されたアルバム、その1曲目でした。幻想的なサウンドがふんだんに使われたアンビエント的なサウンドで、'90年代の LFO を知っている自分からすると、意外性がありました。
当時は'00年代に突入して、わずか3年でしたから、アップデートされた新しいテクノに感じましたね。

38.Baby Love/The Supremes('64)

はじめて聴いた歳:30歳('13年)
モータウンの作品は、20代の中盤くらいから聴いていました。その頃に聴いていたのは、'70年代のスティーヴィー・ワンダーでしたから、モータウンの王道とは言い難い作品でした。
モータウンの王道といえば、'60年代のサウンドなんですよね。
こういう作品を聴くようになったのは30代になってからでした。
やはり、親しみやすいメロディーライン、バックのサウンド、特にドラムがいいですね。

37.Carnival/The Cardigans('95)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
カーディガンズはスウェーデンのバンドですが、'90年代には日本でも流行っていました。中学時代に別の曲を聴く機会があり、当時は音楽をあまり聴かなかったので、それほど熱心に聴いたわけでもないんですが、なんとなくずっと記憶に残っていた音楽でした。
そして、このアルバムを聴いたのは30代になってからでした。歌のメロディーもバックのサウンドもいいと思えたのは、いろんな音楽を経てから聴いたせいだとも思います。

36.Ptolemy/Aphex Twin('92)

はじめて聴いた歳:35歳('18年)
44、43.に引き続き、エイフェックス・ツインのランクインです。
意外にも一番有名なエイフェックス・ツインの名盤である『Selected Ambient Works 85-92』('92)を聴いたのは、30代になってからでした。
'90年代のテクノのサウンドを色濃く反映したサウンドでありながら、時代を経ても色褪せないサウンドに感じました。リズムマシン「TR-808」の音色が冴え渡っております。

35.Blue in Green/Miles Davis('59)

はじめて聴いた歳:19歳('02年)
79.に引き続き、マイルス・デイヴィスのランクインです。
マイルスも名曲が多いですが、今の私の中では、これが一番好きです。
ビル・エヴァンスのピアノもいいですしね。落ち着いたサウンドで、寝る時に聴くのも心地いい音楽です。

34.It's The Same Old Song/Four Tops('65)

はじめて聴いた歳:30歳('13年)
これもモータウンの王道のサウンドです。厳密に言うと、この曲をはじめて聴いたのは、コーエン兄弟の1本目の映画『ブラッド・シンプル』('84)のエンディングテーマとしてでした。当時は20歳くらいで、この曲がモータウンの曲であるというのも知らなかったんですよね。
しっかりと聴いたのは、30代になってからで、ドラムやベースの素晴らしさがよくわかりました。20代の頃に聴いた時は、それほどハマったわけでもないのですが、今はその魅力がよくわかります。これも積み重ねによって、耳が変わったせいでしょうね。

33.Ripped Off/Loleatta Holloway('76)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
ロレッタ・ハロウェイは、ディスコの時代にヒット曲を多く発表したアーティストですが、'90年代にハウスの曲でよくサンプリングされたので、「ハウスの女王」という異名もあります。
私がはじめて聴いたのは、30代になってからです。サルソウル・レコードというレコード会社を知って、興味を持ったんですよね。フィリー・ソウルの流れを汲んでおり、他のソウルとも違う味わいがあります。

32.Hit And Run/Loleatta Holloway('76)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
再び、ロレッタ・ハロウェイのランクインです。ロレッタは名曲が多いので、選ぶのが大変です。
こちらの曲は、33.『Ripped Off』に比べると、テンポは緩めで、ミドルテンポ寄りです。ロレッタのボーカルは、曲のテンポに合わせて微妙な調整がされていて、曲ごとに味わいが違ったりします。だからこそ、どんな曲でもいいボーカルに感じられるのだと思います。

31.We're Getting Stronger/Loleatta Holloway('76)

はじめて聴いた歳:34歳('17年)
またしても、ロレッタ・ハロウェイです。この辺の曲たちは、それぞれ微妙に味わいが違うので、本当に甲乙がつけ難いですね。
こちらの曲は、33.『Ripped Off』、32.『Hit And Run』ともまた違っていて、晴れやかな印象のボーカルとアレンジです。ロレッタの熱いボーカルもさることながら、バックのリズム隊、オーケストラのコンビネーションも素晴らしいですね。

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