『世界各国の料理を食べ、
　地図上で隣の国、隣の国、と順に巡って
　世界一周を目指す旅』

タイから南へ、
地続きに隣の国、マレーシアへ。

次はどんな食に巡り会えるんだろう。

＊

「スダマカン？」

マレーシアの挨拶。
「ごはん食べた？」という意味だそうw
なんて良い挨拶なんだ！！

「食事を楽しめるくらい、元気だったかい？」
というニュアンスなんだって。

＊

多民族国家であるマレーシアは、
それぞれの文化的ルーツがバラバラ。
だからこそ、食が人との旧交を温めたり、
新たな価値観を共有するために、
重要な手段なんだそう。

＊

（本当の旅と同じで、その国に行く前に
色々調べておくとさらに面白さが深まる、
ということに気づきました◎）

＊

整然としたオフィス街の奥地で、
マレーの伝統料理、ナシレマを。

事前情報では
メニューにあるはずだったのに
なかったので、
裏メニュー的な感じで頼むことに。

マレーシア料理に詳しい感じで
オーダーしちゃってることにw

＊

きました。

バスマティ（長粒米）、鶏肉のココナッツ煮、
サンバル（玉ねぎとドライチリのペースト）、
揚げピーナッツ、小魚の佃煮、
えびせん、半熟玉子。

＊

6種のおかずとご飯を
ワッシャワッシャと混ぜ合わせながら、
ワシワシと食べる。

たのしぃなぁ。

アジア飯はこの、
まぜまぜ感とかぶっかけ感が
いいですなぁ。

自分で味を
カスタマイズしていくのが面白すぎる。
序盤はそれぞれのおかずを単独で味わい、
中盤はいろんなかけ算を試し、
終盤はすべてを混ぜてみて
渾然一体の味を愉しむ。

本当はココナッツ水で
ご飯を炊くらしいんですが、
その場のオーダーだったんでできませんでした。
次回はぜひ予約して味わってみてください、
とおっしゃってくださいました。

＊

ごちそうさま。

次の隣の国は、南のシンガポールかな◎

＊

世界一周の旅はつづく。

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※2013年に書いたものです。