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【食べ物で世界一周の旅】 ●12国目:ミャンマー ●12食目:ガークージョーナッ

『世界各国の料理を食べ、
 地図上で隣の国、隣の国、と順に巡って
 世界一周を目指す旅』

今回は、インドネシアから北へ、
海を渡ってミャンマーへ。

ミャンマーは、中国、タイ、ラオス、
バングラデシュ、インドと国境を接し、
約135の民族からなる多民族国家。

小学生のころは、ビルマ、
という国名で習いましたな。

今回いただいたのは、
なまず。
そう、
なまず。

ミャンマーでは
ポピュラーな食材で、
なまずをスープや麺にした料理も
有名なようですが、
せっかくなので
辛口スパイスでまんま揚げた
「ガークージョーナッ」をオーダー。

来た。
こりゃどう見てもなまずだ。

写真左側、なまずくんのあたま。
食べる部分はないようで、
カッチカチ。

おとなしく身をいただきます。

うん。
身は淡白。
カリ フワに揚げられ、
ちょっとフグの唐揚げみたい。
味つけはスパイシーで、
ビールとか進みそうですな。
あと引く感じで美味しい。

スパイスの量は、
泥くささを打ち消しながら
元の味はなるべく残す…
というギリギリを狙ってそう。

しかし食べてると
常になまずくんの頭が
視界に入ってくる…

人間不思議なもので、
きっと鯛のお頭なら
食欲が増すのに、
食べ慣れてないというだけで、
なんかアレですね…

しかしこうやって、
“ある生物の命をいただいている”
というリアルな感覚は、
忘れちゃいかんですよな。

それを忘れたら、
魚は切り身の状態で泳いでると
思ってる子どもと変わらん。

(ガンツって漫画で
ヒトが料理されるような
シーンがあって、
うわぁ、、と思いつつも、
そういうことを我々も
してるんだよな、
とあらためて実感したのを
思い出しました)

毎日毎日、
たくさんの命をいただきながら、
生きている。

だから感謝を忘れず、
だから食べ物は絶対残さない、
と決意を新たにした夜でした。

ごちそうさま。

次の隣の国は、
陸伝いに西のバングラデシュへ。

世界一周の旅はつづく。

[旅の記録]
日本⇒韓国⇒台湾⇒ベトナム⇒カンボジア⇒ラオス⇒タイ⇒マレーシア⇒シンガポール⇒フィリピン⇒インドネシア⇒ミャンマー⇒to be continued...

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※2013年に書いたものです。

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