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手織り絨毯である鍋島緞通(なべしまだんつう)の技術を使ったファブリックアクセサリーと浮…

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手織り絨毯である鍋島緞通(なべしまだんつう)の技術を使ったファブリックアクセサリーと浮世絵の技法に近い水性木版画を制作しています。どちらも「モノと 対話するようなもの作り」を大切にしています。 HP▶http://www.ikoe.jp

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自己紹介

はじめまして。 ikoeという屋号でマイペースに活動をしています。 ikoeの詳細はプロフィールにリンクを貼ってますInstagramをご参照頂ければと思います。 ikoeのマーク ikoeのマークはクチナシの実がモチーフになっています。私自身でデザインしました。 文字は友人で文字作家の井上沙織氏に依頼。 デザインは専門外ですが、書道を学んできた井上沙織ちゃんに依頼したのは、刹那的な身体性をikoeは大事にしているからかもしれません。感覚的なところが大きいですが。 マーク

    • 夏だ!新作だ!アメちゃんいれだー!

      緞通アクセサリーの夏の新作出来ました! 緞通アクセサリーとは、元鍋島緞通の織り手だったikoeが手混ぜ(北部九州の方言)をしながら生まれた、絨毯の技術を使って作られているファブリックアクセサリーのことです。詳しくはの記事はこちらをご参照ください。 去年の夏人気だった斜めがけのネックレス(?)にポケットを付けてみました! 下は去年のもの。Tシャツや夏の装いとの相性バッチリで作ったものはほとんど旅立って行きました。 以下、今年の新作〜! アメちゃんが1個(もしくは2個)し

      • 美味しいと思う感覚についてぼやぼや考えていた日。お酒づくりのテクノロジー化から自己表現としてのパン作り。 ぼやぼや。 食べる側の美味しいと思う感覚。 そして文化。

        • 自分で6年前に織った緞通を自分で洗濯した。

          2015年頃、私は勤めていた1軒目の鍋島緞通の織元を退職し(この後2軒目の織元に勤めに出る)、一人せっせと自分流の手織りの絨毯が出来ないか、本当の手探りでただ手を動かしていました。(頭で考えるより行動する方が性に合っているタイプ)。この頃はまだ”緞通アクセサリー”は形になっていなかった頃。 上の写真は織り途中の2015年当時のもの。 完成品がこちら。ikoeとして本格的に活動する前に作った木綿製の手織り緞通(ラグ)。 上の写真は完成当時のもの。2021年8月3日の今日、

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        • 夏だ!新作だ!アメちゃんいれだー!

        • 美味しいと思う感覚についてぼやぼや考えていた日。お酒づくりのテクノロジー化から自己表現としてのパン作り。 ぼやぼや。 食べる側の美味しいと思う感覚。 そして文化。

        • 自分で6年前に織った緞通を自分で洗濯した。

          緞通ブローチ

          こんにちは。佐賀県に伝わる鍋島緞通という木綿製手織りのじゅうたんの技術を使って緞通アクセサリーなるものを作っているikoe(屋号名)と言います。緞通アクセサリーについての詳しい紹介は下記をご参照下さい。 今日は今まで作った緞通アクセサリーの紹介をさせて下さい。本日はブローチを少しばっかり。 緞通ブローチL size 裏はこうなっています。 手織りのじゅうたんの特徴は何本もの経(タテ)糸に結びの作業でパイルを作っていくので裏を見るとこのように結び目が見えます。 こち

          緞通ブローチ

          ikoeは水性木版画も作っています

          ikoeは元鍋島緞通(だんつう)の織り師が、鍋島緞通の技術を使ってより日常を彩れるものが作れないかという発想で緞通アクセサリーなるものを作っています。 しかし、ikoeのモノづくりのベースになったものの1つとしてひたすら石膏デッサンをしたり、静物デッサンをしたり、油絵を描いたりした高校、浪人時代の"絵描き"時代があると思っています。 デッサンは上手な方ではありませんでしたが、反骨精神と思春期特有の"何か"に対する不満は人一倍あった気がします。下記18歳の自画像。めっちゃ鏡

          ikoeは水性木版画も作っています

          緞通の技術を使ってアクセサリーを作る

          皆さんは鍋島緞通(だんつう)をご存知でしょうか。鍋島緞通とは木綿製の手織りの絨毯で佐賀県に約300年前に大陸から伝わったとされています。昔は幕府への献上品にもされ、一般の庶民が買うことも許されていなかったといいます。今でも佐賀県では3件ほどの織元が残るのみで技術を伝えています。 他にも赤穂緞通、堺緞通、倉敷緞通、山形緞通など緞通と呼ばれる"敷物"が存在し、それぞれ独自の歴史的背景や技術を持っているようです。 私、ikoeは前述した鍋島緞通の2軒の工房でトータル約6年間鍋島

          緞通の技術を使ってアクセサリーを作る