ブリュッセル②【美食に酔える国際都市】
こんにちは。いこです。
ベルギーのブリュッセルに来ています。
今日もブリュッセルを全力で楽しんでみましょう!!
金庫が開きません
……………
完全に出ばなをくじかれました。
ホテルの金庫の中にカメラを入れて、そのまま閉めたら、開かなくなりました。
フロントに行き、ぎりぎりの英語で説明し、解錠してもらいました。
解錠してくれたフロントのお姉さんは、僕から目を逸らして、
「I'm so tired……」
って言ってましたね。
こういうのはリスニング苦手でもちゃんと聞き取れる(笑) ごめんなさい……
ヨーロッパの人たちはとても正直です。そこが好きなところでもあります(笑)
気を取り直して出かける前に、長旅なので洗濯を済ませようということで、コインランドリーへ。
ここでも小さいトラブルが積み重なって、なぜか2時間ほど洗濯にかかる事態に。
すっかり意気消沈して、なんだか疲れてしまい、ホテルの部屋で夜まで寝てました(笑)
たぶん旅の疲れも溜まってたんだと思いますが、まだ先も長いので、休憩して一度リセットしました。
↑休憩中に食べたベルギーチョコレート。ごくごくふつうのスーパーで、両替目的で買ったものですが……
事情通の妻によると、コートドールのナッツ入りは「日本未発売」らしく。しかも日本で同じようなチョコレートを買うより安い。(2ユーロ)
ベルギーはチョコレートも最高です。
そろそろ和食が食べたい
ここでベルギー料理のご紹介といきたいところですが、20日間ほどヨーロッパを旅行して、現地の料理を「美味しい美味しい」と食べてきた僕にも、やや限界が訪れていました(笑)
たいていの料理は美味しく食べるし、ソーセージが毎日でもぜんぜんいけるので、耐性はある方だと思うんですけどね😅
ということで、友人に相談して和食を食べに行きました。
ブリュッセルの金融街を抜けて、、
酒神楽(さかぐら)に到着です。
↑すき焼き丼と味噌汁だ!!!
日本を発って20日……和食の偉大さが分かる味でした。日本人のオーナーがやっている店なので、完全に日本の味です。
ヨーロッパでは「味噌汁」のような料理に出会うことはありませんし、ドイツでは、肉はかたまりで出てきます。
↑はじめ人間ギャートルズに出てきそうな肉。ルフィの大好物でもある。
こういうかたまり肉も美味しいけど、そろそろかたまりじゃない肉も食べたかったので、酒神楽さんの味が嬉しかったですね〜〜。
↑食事のお供にキリン。ここまでヨーロッパのビールをたらふく飲んできて、日本のビールに戻ってきました。正直、かなり美味しい。
オーナーによると、キリンはドイツにも工場があって、現地で作っているらしいんですね。近い飲み心地のビールが多いケルンあたりで出せば、流行る気もするんですが……。
そうだベルギービールを飲もう
ちょっと元気になってきたら、やっぱりベルギービールを飲んでおきたくなります。
↑景気づけにデリリウムカフェへ。夜な夜な飲んだくれが集まるビアカフェ。僕と友人も夜な夜な集まってる(笑)
↑JACK'S Precious IPA。ゲント(ベルギー北西部)の動物園にいた象の伝説がモチーフになっているそうです。
グラスがちょっとこわい。包丁を握ったガネーシャ。
↑デリリウムカフェの近くにある、小便少女。小便小僧のパロディーです。ブリュッセルの不人気スポット(笑) まー、なんとなく不人気になるの分かる気もする……
ベルギーのワッフルを食べてみよう
翌日、すっかり元気を取り戻したので、ブリュッセルをうろうろしてみました。
ベルギーワッフルの有名店、1829年創業のMAISON DANDOY(メゾン・ダンドワ)へ。ベルギーといえばワッフルですよね!
朝9時半の開店時には、もう店の前に長蛇の列。
↑カウンターでワッフルを注文。
ベルギーのワッフルには2種類あって、ブリュッセルワッフルと、リエージュワッフルがあります。
↑ブリュッセルのワッフルは、こういう長方形のふわふわ生地に、たっぷりトッピングを載せるやつ。
↑リエージュワッフルは、かためでパリッとした食感。シュガーを振るだけで十分しっかりした味を楽しめます。今回食べたのはこっち。
甘いのに、しつこくない。かたいのに、かたすぎない。コーヒーも添えると最高の朝食です。
トッピングもりもりのブリュッセルワッフルも魅力的ですよね〜。甲乙つけがたし。
ヨーロッパ最古のアーケードへ
ヨーロッパ最古のアーケードといわれる商店街ギャラリー・サンチュベールへ。
↑1847年完成の古い商店街。アール・ヌーヴォーいいですよね。ショッピングやカフェを楽しめます。
↑チョコレートショップ。
↑プラリネの入ったチョコレートたち。プラリネというのは砂糖入りのカラメル化したナッツみたいなもの。周りをチョコレートでコーティングされてるので、贅沢な食感を楽しめます。
世界一美しいといわれる本屋へ
「世界で一番美しい本屋」といわれるブリュッセルのTROPISMES(トロピズム)に来ました。
↑ギャラリー・サンチュベールの中にあります。
壁が鏡張りになっていて珍しい! 小さい書店ですが、書架が無限に続くように見えます。
なんと尾崎放哉の句集を発見。
その下は松尾芭蕉ですね。
尾崎放哉の自由律俳句、大好きです。まさかベルギーでお目にかかれるとは思いませんでした。
↓
いつしかついて来た犬と浜辺に居る
花火があがる空の方が町だよ
↑カフェで休憩。美しいアーケードを眺めながら、のんびり過ごせます。
↑カプチーノ。
芸術の丘へ
ここから少し登って、芸術の丘へ向かいます。
↑ベルギー国王アルベール一世。
↑自転車で作られたアーチをくぐると……
↑丘の上に、美しい建物の並びが見えてきます。このあたりには美術館、博物館など15カ所の芸術施設があり、それが「芸術の丘」の名前の由来になっているそうです。
↑丘の上からブリュッセルを眺めてみました。ちょうど夏フェスをやっていて、ちょっと景観を損ねてましたね〜。右から上がる煙は、火事ではなく、スモークです(笑)
ブリュッセル公園
丘をおりてブリュッセル公園へ。ブリュッセルで一番広い公園なんだとか。ぶらぶら散策しました。
↑ひゃー、広い。走ってる人もいれば、犬を連れてる人もいれば、太極拳みたいなことをしてる人もいる。
↑噴水。日本にもありそうな公園だなあ。日比谷あたりに……
↑フェンスにくっついているコレが「ホップ」に見える僕らはだいぶ飲んだくれ。
サン・ミッシェル大聖堂
公園からさらに歩いてサン・ミッシェル大聖堂へ。
さすがにケルン大聖堂には及びませんが、かなり大きい聖堂です。
デジレ・ジョゼフ・メルシエの彫像。ローマ・カトリックの枢機卿だった人物らしいです。
持っている杖がとても素敵だったので……
夕日と重ねてみた。
魔法使いみたいですね……(笑)
メルシエさん、すみません(笑)
ワーテルゾーイを食べてみよう
夕飯はワーテルゾーイが美味しいという有名店「drug OPERA」(ドラッグオペラ)へ。
↑派手な外観。
お洒落な店内で、ワーテルゾーイを頼んでみました!
↑ワーテルゾーイ。クリームシチューみたいな感じですね。ジャガイモとチキンがおいしい!
↑ここで飲んだのはウェストマール。初めてのベルギー旅行で飲んでみて、感動を覚えた修道院ビールです。
あれ以来、このビールには、幾度もお世話になっています。またベルギーで飲めて感動しました。。
今回の旅は、10年前に訪れたときよりも、さらに満喫できました。
ブリュッセルの旅は、まだ続きます。
p.s.
小便小僧の品揃えすごい。
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