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神様は待っていてくれた

一月六日、神様に願いごとをした日の夜、
自分を取り戻すきっかけとなったありがたい出来事がありました。

それから、なんとなく心に浮かぶのは
私自身がほんとうの願いを素直に認めて
動き出すまで、神様は待っていてくれたのではないか

ということです。

神様はいつも人間を助ける準備はできている。

人間が気づいて,自ら主体的に動き出すまで

根気強く待っていてくれているのではないか、と。

森のイスキアの佐藤初女さんの本の帯にこんなことが書かれています。

心は花と同じです。かたく閉じられたつぼみが、やがて美しく花開くように、開かれた花は輝きを放ちます。
私が「イスキア」を訪れる方たちの話に耳を傾けたり、おいしい食事を分かちあうのは、その方たちの心の花にあたたかい陽をあてたり、
豊かな土壌を準備するお手伝いができればと思う気持ちです。
そして、私は静かに待つのです。
その方の心の花が、ほほえむように咲くことを願いながら。

「こころ咲かせて」佐藤初女著


15年ほど前、離婚し、こどもを抱え、自らの無力さに絶望し、生きるのが苦しくて仕方なかった頃、森のイスキアを訪ねました。
私は明るく振る舞いましたが、きっと初女さんは、目に見えない深いところで私の淋しさや苦しみを感じていたのでは……思います。

この本を書いた初女さんも、本の中で対談している河合隼雄先生も亡くなってしまいました。

でもお二人がこの世でなされたことは消えないし、二人に救われた人は生きています。
本を開けば言葉が届きます。

時が来るのを、じっと待っていてくれたように思うのです。

いつからでも始められる。


名前はわからないけど咲き誇る花と、初女さんとの写真


行きたいところには、必ず行ける。

だから、歩みをとめないで。


初女さん、あのとき小さかった男の子は、明日成人式を迎えます。
きっと見守っていてくれていますよね?
大きな病気やケガをすることなく、健やかに育ちました。
本当にありがとうございます。



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