朗読【林芙美子/なぐさめ】

《あらすじ》
長い戦争の苦しい思い出に人々は苦味と落胆で呆んやりした姿で歩いている。住む家がなくなり、食べることにも極端に苦しむ中、重吉も例に漏れず、住む場所もなく、可愛い孫娘の清子とも逸れたままであった。
そんな中、重吉は友人の藤三郎に会いにいく。そこで、やっと手に入ったであろう酒をご馳走になり、懐かしい昔話に興ずるのであったが、、。


読ませていただきながら、四谷見附も市ヶ谷方面も、その電車も馴染みのある私として深く考えてしまいました。
この話はフィクションであってほしいけれど、、。

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