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第26回青梅高水国際トレイルランニングレース15km 総合29位年別8位 1:25:54

先週の初ハーフマラソンに続いて2週連続初物レース。今回は初トレイルランニングレースとして、初心者にも優しい()と噂されている、青梅高水国際に参戦。エントリーした時は絶賛疲労骨折中で絶対安静真っ最中の時だったが、絶対に怪我を治してもう一度懲りずに走るぞ!と、自分を奮い立たせるためにエントリーをしたレース。
youtubeはこちら

その間にもトレランの練習で早速膝を痛めたり紆余曲折あったが、本番の日を迎えることができた。

正直トレイルランニングの指標が全くわからないが、色々な人の青梅国際の資料をネットで漁り、高い目標として1:30:00切りに設定。裏テーマは年別シングルリザルト。(シングルリザルト狙うなら1:22:00くらいでないと厳しい)

正直高すぎる目標に感じたけど失うものはないのでOK。誰のために走ってるわけでもないし、まずは当たって砕けろ。挑戦しなくなったら自分自身がオワコンである。で、今回はGoPro撮影にも初挑戦。

目標1:30:00切り→結果1:25:54
総合29位年別8位

使用機材
動画:GoPro HERO8black
キャップ:Ciele
サングラス:ALBAOPTICS
トップス:EMUシングレット
アームカバー:BIORACER
グローブ:BIORACER
パンツ:TIGORA
カーフ:actleg
ソックス:injinji 5本指ソックス
シューズ:ALTLA TIMP5
テーピング:ニューハレ
バッグ:paggoworks RUSH7R
フラスコ:salomon 500ml×2
補給:mag-on×2(未使用)

概ねこんな感じ
レース前恒例のイェイ


レースレポート
朝7:20出発。
軽量化を幾度か重ねながらようやく9:00青梅着。しかし遅すぎたせいか青梅駅コインパーキング戦争に敗戦。なるほどね。ということで帰路に着こうと隣駅を目指している途中で格安コインパーキングをGET。危ない危ない。青梅駅周辺のコインパーキングは終日550〜1,100だったがそれを遥かに凌駕する250円という破格。まぁなんもないもんなここ。。。会場まで歩いて10〜15分くらいで全く苦にはならなかった。

や、安い!

会場に着いて友人と合流し、友人の友人、そのまた友人がストライドラボ横浜の方、という流れで輪が広がる。色々と雑談をして頑張ります〜!ってことでスタートラインに整列。

充実の出展規模!すげぇー

かなり参加者が多くアナウンスでは、15km.30kmそれぞれで1,000名ずつの参加者がいるとか。まじで?2,000名が同じ山を駆け巡る狂気のレース。これがトレランなのか・・・・・・と思いながらなるべく前の方に。

今回が初レースなので作戦もクソもないが、とにかく甘えないでプッシュ出来るところはひたすらにプッシュすること。下りは膝をやらないように細かいステップを心がけること。登りは歩いても良いけど速度を意識すること。としていた。

初レース前の緊張感

ほぼ定刻でスタート。
最初はみんな元気なのでガンガン飛ばす。やはり人がかなり多くて100名くらいは前にいる状況。これは予想以上に前に出れない。

シクロクロスと一緒でスタートの位置でまぁまぁタイムが左右されるところがある。とはいえ接触はしないように、なんとか前の方に出て50番手位で公園開けからの登りへ入る。アドバイスももらったが、このコースはシングルトラックが故に後発だと渋滞で進まない。そのためみんな最初は坂だろうがなんだろうがフルガスで飛ばす。

最初の1km-3kmで既に心拍が180を超える。5:18ペース。登りで5:00ペースを刻まされてかなり苦しい。いやいや、ジョグより速いやないかw

心拍は下がることなくひたすらに高度上昇。まさにシクロクロスのそれである。最近は徐々に身体をトレーニングに慣らしてきてるが、ランニングとのバランスが難しく、そもそもの絶対量が少ないのでかなりキツイ。でもプッシュすると決めていたから押し通す。

登りもひたすらプッシュ

4-5km地点
直登に差し掛かり歩きながら登る。予習していたが想像以上だわ。前の強い選手たちも歩いている。だよね。と心の中で謎の共感をしながら7:20ペース。自分は腰が曲がってしまうが、みんなスッとして淡々と脚を出してる感じ。強い速い。課題が見つかった。

その後は高速のアップダウンを繰り返し先行スタートの30km組の渋滞にぶつかる。皆さん声を掛け合いながら右列を空けていただき、そこを通る。ありがとうございます。

登り返しが強烈でかなりキツイ。後ろからは同カテゴリーの選手が何名も登りでパスしてくる。ここで多分5名くらいにパスされてると思う。多分。辛すぎてわからんがw

30km.15kmカテゴリーの分岐点を右折して下りへ。

6-7km地点
ロードの長い下りがひたすら続く。
4:10〜4:30ペース。
大きく右折する林道で、右前方に小さくさっきまで一緒だった選手が先行しているのが見える。ここで集団から1分ほど遅れをとっていることがわかるが、正直逆転の武器なんてものはないし明らかに実力が上なのでこちらは自分のペースを守るのみ。この後、この先頭集団の人たちは一度も背中を見ることはできなかった。

下りがかなり急でかつウェット。
ロードの下りをレースペースでウェットの中下るという初めてのシチュエーションに膝が崩壊するのではないかと気が気でなかった。
ALTRA TIMP5がここでかなり良い仕事をしていて、ロードにおけるクッションとメガグリップソールで不安なく下り切ることができた。

この長い下で1名🟥の方に抜かれ、後方にも1名。
下り切ってすぐに水補給エイド。まだフラスコ1本分(500ml)残っていたのでここは華麗にパスしてタイムを狙う。

8-11km地点
8:55ペース心拍174
登り返しがかなり強烈。前方2名を捉えて抜かすものの辛すぎて泡を吹きそうになる。それでも歩いても良いけどプッシュは止めるなと心で念じて押し倒す。竹林ゾーンへ。これが圧倒的壁。ロードの長い登りを終えた脚そのままに、竹を掴みながら歩いて登る。歩いているが心拍は175付近。登り終わると「はーい走ってねー」と言わんばかりのシングルトラックに悶絶しながら脚をなんとか前に出す。

綺麗な風景を見る余裕はない

民家の間を駆け抜けると先ほど降りてきたクソ長いロードをそのまま登る乳酸地獄が続く。ここはスライドする同カテゴリーの方が多く、お互いファイト〜ナイスラーンとか声を掛け合いながら登れたので楽しく走れた。心拍は180付近だが体と気持ちの軽さが全然違う。応援は不思議と力が入る。

後ろには2名着いてきていて、良いペースで引く形となる。

12-14kmフィニッシュ
4:40ペース
とにかく脚を止めてはいけない。登り返しも脚を止めずに回す。下り貴重でスピードが乗っかる分身体への負荷が強く、疲労の中で集中しないと大怪我に繋がりそう。慎重にかつなるべく減速しないように走る。

登りで1名に抜かれ、さらに抜きつ抜かれつしていた🟥の方にも最後の下り坂で抜かれる。ここはテクニックの差だなと思って無理に膝に負担をかけないようにペースを維持し、ALTRA横浜の店長に労って頂きながら引き攣った笑顔でフィニッシュ。

タイムも年別も目標クリアできて素直に嬉しい。あとは怪我がなかったのが1番最高でした。

よう頑張った
心臓が仕事してた

初のトレランに最適な青梅高水国際の名に違わない素晴らしいコースでした。運営の方々もスムーズで、TAODも楽しく素敵なレースだなと感じました。
参加された皆さんありがとうございました。

次戦は4/27軽井沢トレイルランニングレースのミディアムです。

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