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山口つばさ「ブルーピリオド1」

職場の係でマンガの回し読み。こういうのは結構好き。私も4番目に借りる。
「ブルーピリオド」は、不良とも仲良くしつつ優等生の主人公が、絵を描くことに目覚めていくお話。「ブルーピリオド展」が開催されたり、アニメになったり、話題作らしい。絵を描くこと、というか、絵を描くことを通じて、自分の想いを形にすることができることに気付く、という感じなのだと思います。
感性の話だけでなくて、技術的な話も間に挿入されていて、そうした知識もとても興味深いです。夏休みの課題出されたもののの一つに、毎日写真を1枚ずつ撮るということがあるのだけれど、これは私もやってみたいなと思いました。
読み終わったら絵を描きたくなるかなと思ったけれど、1冊目を閉じて、子どもの色鉛筆を借りるわけではなく、やっぱりパソコンを開きました。私の表現方法はやっぱり文章みたいです。描いた絵の講評のところで主人公が、それぞれ考えながら描いているのだ、ということに気付かされます。それを見たときに、私も文章を書くときに考えている!と言いたくなりました。中身を、という意味ではなく、文章を書くということを。
私も特に仕事の文章で、何度か推敲して書くものは、句読点一つに至るまで、全部理由を言うことができる、くらいの気概を持って考えている。けれど、少し気を抜いた部分を突かれて修正を余儀なくされてしまうこともあるのですが。このnoteもこうして色んな人に晒しているのに、気を抜いている時もあるわけで。
私も丁寧に本のデッサンに取り組みたいと思います。ブルーピリオドの続きも楽しみです。

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