藤井克徳・星川安之「障害者とともに働く」
私が職場に入った2000年、私の職場では女性だけがお茶入れをしていました。その分業務が減らされていたらそれはそれで腹立たしいですが、そういうわけでもありません。所詮、田舎の市役所だからだ、と思いましたが、誰でも名前を知っている出版社に総合職で入社し都内で勤務していた女性も当時、下の名前でちゃん付けで呼ばれ、会議には女性は出ないという状況だったそうです。
この本を読みながら、当時怒りを感じたこの事実について、違う仮説で見ることもできるのではないか、という気になりました。つまり、