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ペルーのコロナ対策事情

ペルー378日目(/4日目)。木曜日。今日もオリエンな1日でした。
とある方に私が以前やっていた活動を感謝されました。
コロナ禍で家にいないといけなくなったペルーの子どもたちがさぞかし踊りたいだろうと、緊急帰国直後にダンスを踊るワークショップ(パプリカダンスやピカチュウの手洗い動画)を2か月ほどやったのですが、ペルーや中南米にいる子どもたちだけでなくペルーにいる日本人の子どもたちも参加してくれたのでした。

楽しかった!という子どもの声も嬉しかったけれど、
娘や息子が楽しそうに踊っているのをみれてとても良かった、ありがとう。とパパやママに言われると思っていなくて、やってよかったなとしみじみ思います。

タンボグランデで活動していたけれど、ほとんど関係者づくりと活動する現場固めで終わってしまったのもあってか、パプリカの人というイメージがついていそう。笑 前にも参加してくれた子どもたちの親御さんにありがとね~って言われたりしたのでした。みんな家族ぐるみで参加してくれたご家庭もあってひとときの憩いの場になればと…。ほんとやってよかったです。感謝される人生がいいのでありがたいことです。

ペルーのコロナ事情について。
着任すると決まると、向こうのコロナ状況はどんな感じ?という質問が飛んでくるのですが、「そこそこ」と回答しています。今の日本ほどではないけれど、とても落ち着いた時期の日本よりは感染者いたかも、くらい。
実際行っていないので肌感ではまだわからなかったのですが、感染者数はまあまあいるけれど重症化の人はあまりいないようで、一時期と比べるとだいぶ落ち着いたと思います。

そもそもコロナがひどければ隊員派遣の話になっていないと思うので、時期によって感染者が多い少ないはあるにせよ、ある程度の安全性が担保されているのであれば(コロナで治安が劣悪になっていないか、医療崩壊が起きていないか、何かあったときにヘルプ求めれられるかなど)、私はそこまで大きな心配はしていないです。

加えて、南米はコロナ以外にも日本人からするとなじみのない病気があったり危険があります。コロナにはならなくて済むならなりたくないけれど、私がこれから行く場所も、断水、停電は日常茶飯事ですし、野良犬は人間と同じ数位いそうで(少し盛ってます)致死率100%の狂犬病の危険性だってある、交通事故も不慮の事故も多いし、強盗も多い。そのため懸念はコロナだけではなく、もはやコロナよりも気になるところが多いのが南米なので、そういうのもあって、私はそこまで大きく心配をしていないです。

ペルーは他の国に比べて、コロナ対策措置がしっかりとられています。ワクチン接種は3~4回目が行われており、中年世代でもすでに4回目打った人も多いそう。スーパーや銀行に入るときは、2回目のワクチンを接種したことを証明できるものをもっていないといけません。

マスクは特定のあるマスクであれば1枚でいいですが、それ以外のマスクは2重にすることが義務付けられていますし、街中で歩く人はほとんどみんなマスクを着けています。いたるところにアルコールが置いてあるのも、(都市だからかもしれないですが)徹底ぶりが見て取れます。ディスタンスをとるべくスーパーには並ぶ場所が足元にシール貼ってありましたが、セニョール(おじさん)もそこに並んでました。真面目なところもペルー人らしいですね。

入国に際しても、ワクチンを打ったことを誓う書類を提出しないとダメでした。一時期世界のなかでワーストの死者率を出してしまった国であるからこそなのか、徹底ぶりがあることを感じます。

都市と田舎ではまた勝手は異なるかもしれないですが、任地に行くと30~38度の常夏で、クーラーもない場所なので、そんな場所で2重マスク(結構苦しい…)をするのかと思うと少しぞっとしますが、郷に入っては郷に従えでみんなに合わせて過ごそうと思います。

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