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忘れたくない最高の夜

ペルー396日目(/23日目)、任地362日目(/15日目)。火曜日。
本日はオフィスで1日。活動計画の練り直しをしていました。いろいろ農家に行ったり同僚と話したりカウンターパートの意見をもらったりで少し調整したい感じ。8月明けるころにはできていたいな~。

タイトルは昨日の夜の話。忘れられない&忘れたくない夜になった。
今週末は文化の日ということで4日間のイベントが町の中心で行われていました。アート作品が飾られたり、ダンスが披露されたり。私は民俗音楽隊の仲間に入れてもらっているので、彼らが今回発表するということでお邪魔させてもらいました。ボンボ(太鼓)とパンデレタ(タンバリン)を携えて。

夜9時くらいから始まって観客多し。私もほぼ練習に参加できてないので必死に叩きました。広場のボルテージも超絶高め。楽しい~~!

最初4曲演奏してそのあとはダンスの子たちの番。私たちのところに今回の主催者?みたいな人が来て、ダンスと音楽のコラボをしたい。とのこと。
私たちも後半にまだ出番があったので、その時にコラボがありました。

私たちが演奏していると、踊りだす子どもたち。数種類のダンスグループが輪になってそれぞれの踊りを楽しそうに踊ってる。最後は全部のダンスグループが大きな輪になって会場のボルテージは最高潮!私も必死にボンボをたたく。混ざりたい、あそこに私も入りたい、、!と思いながら楽しそうに踊る子どもたちを横目に、必死に大人たちは音楽を奏でました。

音楽はアンデスの民俗音楽でケーナやチャランゴを用いて奏でます。歌付きで、これまたカンタンテ(歌い手)が気持ちよさそうに歌うもんで、、。
みんながひとつになる最高の夜でした。いろんな大人たちがひっきりなしにカメラを構えて動画をとります。印象的な時間。

この町の人にとってこれは普通なのかもしれない。よくある光景なのかもしれない。でも私にとっては本当に素敵な時間だった。日本の祭りの盆踊りでみんなが踊りまくって一つになるイメージ。?
そのメンバーの中に私もいて、ボンボ叩いてて、幸せだったなーー。この町は、人口も多くて町も大きくて、でも行政単位は「町」です。「州」でも「市」でも「郡」でもない。それくらいの経済規模なのです。だからこそなのか、まとまりがあって、町の中心のこの広場は、この町の人にとっては唯一無二の場所で、そこで事あるごとに行事が行われて、何かをやるときは必ずこの広場で。そんな一体感を昨日の夜はすごく印象的に受け取りました。

一生忘れたくない時間。一生覚えていたい時間。大好きで、大事!ここにこうして居ることがかけがえないなと思います。

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