連載小説「いつもの私の完成だ。」第4話 安達健太郎×えのもとぐりむ

注意※この作品はエロ・暴力描写がございます。そのような表現が苦手な方と、15歳未満の方が読むと刺激が強いかもしれません。尚、そのような方が事故的にこの小説を読んでしまわぬよう、殆どを有料で公開致します。ご了承くださいませ。

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第4話「デンプシーロール」安達健太郎


恐らくきっと、ベッドの角で頭をぶつけたせいだろう。私の中の何かがキレた。
ドアノブに手を掛け、今まさに部屋を出て行こうとする彼の背中に私は声を掛けた。

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