私は最近、自分の本当の気持ちについて
考えることが多い。

楽しい、悲しい、好き、嫌い

これは楽しいのか
これは悲しいのか
これはなんで好きなのか
なんで嫌いなのか

ここ数ヶ月自分に嘘をついて本音を押し殺して生きてきた。

パートナーの影響もある。

彼はとてもストイックで、
砂糖は取らない、
添加物はNG
炭水化物もNG
飲み物はミネラルウォーター

正直息苦しかった。
彼が仕事に行った後の時間が私の中で唯一
ホッとできる時間だった。

正直、このままこの先未来を共にしていくのか
すごくたくさん考えて考えて
私の中で、「お別れ」するという結論に至った。

そして今の一緒に住んでいる家は彼名義。
どちらかが家に出なくちゃいけないとなると私の家具が多いので
引越し費用がとんでもない額になる。

彼自身は、荷物もすごく少なく彼が出ていくのが一番手っ取り早い。

ただ一緒に住んでから猫を飼ってしまった。

どちらが引き取るか、私は猫とはお別れしたくなかった。
どうにかして家と猫の所有権を私にできないか、
たくさん考えた。

でも、それは全てが悪いことでもない。
気持ちについて考えることができた。

そこで、あることについて気がついた。

「私は彼が好きで一緒にいた」

なのになんでこんなことになったのか。

一緒にいるのが当たり前になっていた。

生活リズムが違うため別の部屋で寝たり、
一緒にお風呂に入らなかったり、
おでかけもスーパーに食材買いに行くくらい。

まるで家族。

付き合った当初の「好き」を忘れていた。

だから「別れたい」と告げたけれど、
彼はなんで別れたいのかと聞いてきてそこで
お互いここ最近の思った気持ちをぶつけた。

彼も最近押し付けすぎてたことで、それに対して
私が思い通りにいかないことでピリピリしていた、と。

それに対して私も息苦しく、好きって気持ちよりしんどかった、
顔色を伺いすぎて嘘をついていたけどその嘘も苦しかった
そう言った。

お互い全部話して、2人で謝った。

今はお互い思ったことは話すようにして、
彼も「気を遣わなくていいよ」って買い物の時も
好きなものを買わせてくれた。

2人の中で、付き合った頃の初々しい気持ちを取り戻せた。

当たり前、慣れ
それはいいようで良くない。

初心を忘れずにいたい。