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脱コンフォートゾーン

最近結構頻繁に記事を書いていますが、
「記事読んだよ!」
「共感した!」
そんな声をいただき、続ける活力になります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
万人になんとなく刺さる記事よりも、一人でも良い影響を受けてくれる人がいるなら続けていきたいな、そんな風に思っています。

僕は普段、自分の海外経験や起業経験、ビジネスデザインコンサルの経験をもとに、起業や転職、仕事や人生に役立ちそうだと思う内容を記事にしていますが、今回はちょっと毛色が違う記事になる気がします。

というのも、自分の過去の記事を読んで、「ちょっと上から目線気味だっったかな?」と思うこともあったりで、せっかくなら今新しい仕事に絶賛悶絶中の恥ずかしい自分を晒した上で、みなさんがご自身の仕事や人生のあり方を問うきっかけになりそうな記事を書いてみようかな?なんて思ってPC画面に向かっています。

さて、今日のテーマは「脱コンフォートゾーン」。
タイトルをご覧いただいて、おおよそ内容の想定ができる方も多いと思います。
居心地の良い、コンフォータブルな領域にとどまらず、挑戦しようぜ!と言う意味で「脱コンフォートゾーン」と題しています。

「脱コンフォートゾーン」といえば、組織を抜けて起業や独立といった文脈で語られることが多いと思いますし、そういう相談を受けることがとても多いのも事実なのですが、今回の僕の場合は逆です。

現在絶賛悶絶中、と述べましたが、今僕は長年の社長という肩書を捨て去り、とある急成長中のベンチャー企業でまさに、脱コンにトライしています。
40歳にして・・・。

振り返って思えば、僕は”経営者”という肩書を持っている、というコンフォートゾーンに15年近くいたような気がしています。
自分で作り上げた会社という体裁の中で、まあそれなりにある程度の収入も保たれ、積み重ねてきた土台の上にあぐらをかいていたようなところがあり、逆に会社員という立場で荒波に放り込まれた自分の実力を40歳になって試している、そんな側面が実はあったりします。
まあ、おそらくそういう性分なのでしょう。
良くも悪くも。

正直今、僕はとても苦しいです。
若手経営陣が舵を取り、日々怒涛のような仕事をこなしている優秀な人たちに囲まれ、アウトプットの質と量を求められている中に、全く違う畑に飛び込んでいったおっさん。
言葉の定義が全然意味わからない、文脈や背景がわからない、なんなら文化もわからない、、、_| ̄|○

しかし、使えないおっさんレッテルを貼られたらもう、試合終了です。
なんとしても、会社やお客様に自分の存在価値をぶち込んでいかなければならない。
みなぎる闘魂と、得体の知れない不安の狭間で自分の生きる道を今まさに作ろうとしている。今まさに、そんな状況にいます。
(ま、いうて自信はありますがね!)

僕の今の意気込みについては、過去記事で述べさせていただきました。
もしよかったらそちらもお読みいただけたら幸いです!

さてさて、絶賛悶絶中の僕の心境を共有させていただいたわけですが、ネガティブでは全然ありません。
得るものもまたとても多いのも事実。
新たな知識や情報、仕事のやり方を知り、自分の経験値がまたほんの少しずつ上がっていく実感。
今までの仕事の範疇では出会わなかったであろう人々との出会いで、関係人口が一気に増えていく実感。
これらの無形資産が自分の仕事・人生の財産になっていくであろう、そうに違いないと信じてやみません。

ここまで述べましたが、脱コンの善悪や是非を問うことがこの記事の目的ではありません。

もちろん、平凡無難な人生を幸せの定義として生きていくもまたよしとも思うし、そういう人たちに対して脱コンを強要するようなつもりは1ミリもありません。

しかし、生きている限り、望もうが望むまいが、多かれ少なかれいろんな試練がどこかで必ずやってきます。
そんな時、それを悲観的に捉えて腐るか、前向きに捉えて進むかで、人生の充実度が違ってくるのだろうと思います。

皆さんはどうでしょうか?
僕なら、後者を選びます。

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