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【参加者の声】地に足をつけた状態で物事を考えることが大事

Career Discovery Abroad (CDA)プログラムに参加をした山本朋果と申します。現在日本で会社員をして丸3年が経とうとしています。今回、プログラムへの参加をして感じたことや、シアトルで過ごす中で気づいたことなどについて書きたいと思います。

なぜシアトルへ行くことにしたのか?

私は2015年にiLEAPの別プログラム、Social Innovation In Seattle(SIIS)に参加をしました。その時からシアトルが大好きで、働き始めてからも有給休暇を利用し、定期的にシアトルを訪ねていました。そして昨年の春、本当に日本にいるままでよいのか、自らのキャリアについてじっくりと考えてみたい、と思ったことをきっかけにCDAに参加をしました。もちろんこの時も、自分自身のことや自らのキャリアについて明確にすることができましたが、昨年の秋、勤務地が変更になり、状況が大きく変わりました。

もう一度自らのキャリアについて考えたい、と思っていたところ、今年もCDAが開催されることをFacebookで知りました。加えて大好きなシアトルをまた訪ねたい、という気持ちもありましたので、再度CDAに参加することに決めました。

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(写真:2015年にSIISプログラムに参加した時の様子。二列目右から2番目)

シアトル滞在中の気づき

今回のシアトル滞在での最大の気づきは、地に足をつけた状態で物事を考えることが大事である、ということです。今回はiLEAP crestと題したセッションで

i: Life purpose
L: Learning
E: Environment
A: Asset
P: People 

上記5点について、自らの現状整理と、今後どのようにしていきたいのか、ということについて考えました。どの項目も印象に残っていますが、特に印象に残っているのがEnvironmentとAssetの部分です。

Environmentについては、自らが求める環境の“要素”について考えたところ、以前は優先度が高いと思っていた海外に行く、ということが現時点では優先度の高いことではなくなってきている、ということに気づきました。Environmentとは地理的な環境のことだけでなく、自らが求める環境の要素についても考えることによって、本当に自分が必要としている環境について気づくことができる、と思いました。

またAssetについては、自らのできることやできないことについて明確にし、自らのスキルについて現状整理をすることができました。このように自らの現状について把握をする=地に足をつけた状態にすることによって、今後自らのキャリアをどのようにしていきたいのか、今後どのように仕事に取り組んでいくべきか、ということについて明確にする一歩を踏み出せたのではないか、と思っています。

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(写真:CDAのセッション中の様子)

今後日本でどのようにしていきたいのか

私は、どこにいてもiLEAPで経験したことを活かしていくことは可能なのではないか、と思います。

何度も言いますが私はシアトルが大好きなので、かつてはシアトルのいいところばかりに目が向いて日本のいいところに気付けなかったこともあります。例えば、シアトルにいると自分の好きなように過ごすことができるのに、日本に帰ってくるとやらなければならないことに追われて自分の好きなことができない、と決めつけていたことです。

ですが、今回のCDAで地に足をつけた状態で物事を考えることが大事である、ということに気づいたことにより、自らの求める環境の要素や、できることとできないことを明確にすることができました。さらに、それらを踏まえて将来について考えた時に、日本でできることもまだたくさんある、と気づくことができました。

今後は引き続き広い視野を持って活動をしていくことはもちろん、日本でも力をつけていくことを実践していきたいと思っています。

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(写真:iLEAP事務局長のエリクセン恵さん(左)と)

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iLEAPウェブサイト:http://ileap.org/ja/


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