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no Filterと共に駆け抜けた2023年総括(8)


念願!横アリのメインステージに!

8月12日のブロンテ決戦から2週間。
ついにno Filterがアトジャのメインステージである「ストロベリーステージ」に立つ日がやってきた。
このチャンスを掴むまでのストーリーは、第6回で詳述してきた。そこで、「横アリ出ちゃいまSHOWROOM」挑戦にあたり各メンバーのアトジャに賭ける想いを綴った当時のツイートを紹介したが、「アトジャに出たい」という気持ちとは別に、「メインステージに立ちたい」という願望を密かに強調していたメンバーがいる。

りえちゃんである。

りえちゃんは「メインステージ」を強調していた

もちろん他のメンバーも、言葉にしていないというだけで、メインステージに立ちたいという想いは絶対あっただろう。あくまでそれは前提の上なのだが、りえちゃんは常に高い目標を見据えていた。

『推しをメインステージに立たせてあげたい』

僕の中でもそれは目標だった。
だから、no Filterがストロベリーステージを獲得したと知った時の喜び様といったらなかった。

このタイテはいつまでも眺めていられる

とき宣、BAYOOOOONDS、≠ME、≒JOY、東北産、わーすた、でんぱ組、女子流、白キャン、OCHA NORMA、クラポ、chuLa……名だたる有名アイドルしか立たないストロベリーステージに、今日no Filterが立つのだ。僕の推しが立つのだ。

ついに横アリきたぜ!!!!
あまりの広さに震える…
紫を振る準備は出来ている

現地に到着したホワイトフィルターさんたちと合流し、no Filterの登場を今か今かと心待ちにした。そして、Overtureが流れた瞬間、鳥肌が一気に立った。ヤバかった。

ウェルカムアクトとはいえ沢山の人に見てもらえた

いつもは間近に観れていたメンバーがとても遠く、とても小さく見えた。この距離だ。この距離でのno Filterを僕は体感したかったのだ。
全力で紫のペンライトを振った。楽しかった。りえちゃんと目が合って見つけてくれた気がするが、もはやそんなことはどうでもよかった。本番に強いno Filterは、この、LIVE ROXY SHIZUOKAの何百倍も広い会場でも、SOUND SHOWER arkなら絶対入りきらないほどの人を前にしても、少しも臆することなく最高のライブを見せてくれた。すべてが完璧だった。絶対緊張もしてただろうが、むしろその緊張をも楽しむかのように、全力で、笑顔で、やりきってくれた。

嬉しかった。

夢ではない。これは現実の光景だ

特典会では、この日のために想いを綴った手紙を、今日活躍した5人と、それから船山さんにも渡すことができた。そして全員に、「今日は最高の景色を見せてくれてどうもありがとう!」と伝えることができた。

全員に渡した手紙。ふうあちゃんへはりえちゃんに託した
日付間違えてるのはご愛嬌w
来年も来るからねと呟いて会場を後にする
自慢の推し

事務所の先輩グループであるROSARIO+CROSSさんは、今年アトジャには呼ばれて出場を果たした。2年連続ウェルカムアクトを決めたno Filterも、来年は期待ができるのではないか?それはまだわからないけれども、いずれにせよ来年もまた横アリに戻って来れるように、これからも全力でno Filterを応援していくだけである。

ここに辿り着くまでには様々な苦悩や辛さがあったけれども、その困難を乗り越えてno Filterは確実に成長している。今回のこの挑戦で、彼女たちはとてつもなく大きな「自信」を手に入れたと思う。この経験を糧に、もっともっと大きくなっていってほしいなと心から願っている。

徐々にファンが増えてきた

この頃、フリーライブに行くと感じることがあった。
それは、「家族連れが以前よりも増えてきたな」ということである。特典列に並んでいても、小さなお子さんの手を引いて並ぶお父さんやお母さんの姿、更には小さな手でチェキ券を握りしめて不安そうに1人で並んでいる小学生なんかも見かけるようになってきた。
フリーライブのライブ中も、まるでプリキュアか何かを観ているかのように羨望の眼差しでno Filterを観ている小さな女の子、見よう見まねで振りコピしている小さな女の子。そんなお子さんたちに、最高の笑顔を振り撒いてレスしているメンバー。特典会ではしゃがんで目線を合わせてとても嬉しそうに会話をしているメンバー。その光景がなんか最高に美しくて、ほのぼのとするのだった。
僕は今までいろんなアイドル現場に通ってきたけれど、こんなほのぼのとする現場はそんなにあるものではない。Negicco現場にはこれと近いものがあるが、地方を拠点とするアイドルのひとつの特徴なのかもしれない。
僕は、家族でno Filterを推している方の何組かとお話しすることがよくあった。お子さんたちは、小さいながらも「推し」がちゃんといて、メンバーカラーのものを身につけていて、とても可愛らしかった。
こういうファンはとても大切にしていかないといけない。小さな子どもがいても安心して連れて行ける現場。ステキではないか。メンバーが自ずと笑顔になり、その光景を眺めているオタクたちも癒されて笑顔になり、お子さんもご両親も楽しんで休日を過ごせる、そんな現場。

no Filterはまだ決して売れているグループとは言えないけれど、家族連れにも愛されているというのは、他の売れてるグループがあまり持っていない「強み」だよなぁと思っている。それは他がなかなか真似できないことだ。
僕はそういう部分を今後も大切にしていってほしいなと思ってる。家族連れが行きやすい現場。金額面、環境面などなど。それはフリーライブに限らず、である。
1年の総括として取り上げるにはインパクトの弱い話題かも知れなかったが、そんなことを僕はどうしてもここで特筆しておきたかった。


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