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no Filterと共に駆け抜けた2023年総括(11)


ふうあちゃんが戻ってきた!

ふうあの活動休止がファンに告げられたのは2022年12月16日のことだった。そして年が明けて2023年の1月22日、SOUND SHOWER arkで行われたno Filter 5thワンマンライブをもって、ふうあちゃんは活動休止に入った。

活動休止を告げるツイート

その後、2ndシングル『やんちゃがーる』のMVが公開されたり、アートワークが発表されたりした時、そこにふうあがいない事に、頭ではわかってはいても、どこか釈然としない想いがあった。ホールワンマンやメンバーの生誕祭などでふうあが顔を出していたということは人づてに聞いて耳に入っていたし、たまにふうあのことをツイートをするといいねが付いたりして、長らく会えていないけど、no Filterのことを、そしてホワイトフィルターのことをいつも気にかけてくれていることがわかって、とても嬉しかった。ホールワンマンで初披露された「君の笑顔のためなら、僕はモブでいい」を聴いた時、歌詞の中にメンバーの名前を呼ぶ箇所があるのだが、そこに「ふうあ」の名前もあった時、ものすごく嬉しかったのを今でも覚えている。焦ってもしょうがない。しっかりと治して、また元気な姿を見せてくれれば、という思いでいっぱいだった。

そして活動休止から約半年後の8月6日。
2周年ワンマンの見どころが公開され、ついにファンの誰もが待ち望んだニュースが伝えられた。

ついにこの時が来たのだった
ふうあ自身のTwitterもようやく稼働し始めた

no Filterを人に紹介する時、「今は5人で活動してますけど、6人になったらもっとスゴイんですよ!」と説明することがよくあった。この半年の5人体制も確かに素晴らしかった。けれども、no Filterはあくまで6人で完璧なのである。
ふうあの復帰が決まったが、2周年ワンマンまであと1ヶ月半ほどしかなかった。長いブランクに加え、ふうあがいない間に新曲も追加されていた。

no Filter初の合宿を遂行
2日目にはりんも合流してついに全員が揃った

no Filterは合宿を初めて遂行した。6人での2周年ワンマンを成功させるために。ふうあの遅れを取り戻すために。
そして2周年ワンマンの日を迎えた。
久しぶりに6人のno Filterが目の前に現れた時、『そう、これ!これなんだよね!』と何度も頷いてしまう自分がいた。

戦闘服についにふうあのサインが入った
ふうあのチェキ券を初めて手にして感動する
ふうあちゃん、おかえりなさい!!!
やっと完全体になったno Filter

こうして6人のno Filterがついに再始動した。

フィルター越しの未来(静岡・名古屋)

9月23日、清水。
ついにこの日がやってきた。りえちゃんの出演が決定し、ひとまず良かったと胸を撫で下ろした。この日僕は、新潟から初めてno Filterを観に来たフォロワーさんと合流し、みやもとさんでほわいとふぃるたー丼を食べて腹ごしらえをした。

おなじみ、みやもとさんの「ほわいとふぃるたー丼」
ここに辿り着くまでには本当にいろいろあった…

no Filterを初めて観るならワンマンで!と、この日を心待ちにしていたフォロワーさんをno FilterのMV撮影地に案内したりしながら、開場の時間を待った。
りえちゃんを目にするのも、9月3日のアルティエぶりだった。僕は何故かものすごく緊張していた。
開場と共にフォロワーさんと最前を確保して、no Filterの登場を待った。ついに6人のno Filterに会える。そして、長いトンネルを抜けてきたりえちゃんに、逢える。
Overtureが鳴ってからの記憶を僕はよく覚えていない。とにかく嬉しかったことは確かだ。りえちゃんの声は音源によるものだったけど、また元気な姿でキレのあるダンスをするりえちゃんを観ることが出来て、本当に嬉しかった。
これぞno Filterという、最高のライブだった。
りえちゃんの声が出せないことから当初セトリに入ってなかった「シアワセニナルタメニ」だったが、最後ゆなはがMCで運営さんに呼びかけ、急遽歌う事になった。りえちゃんのパートは、ホワイトフィルターが声を出すことで補うカタチとなった。メンバーとホワイトフィルターとの深い絆。今でもあの時のことを思い出すと目頭が熱くなる。

声はあまり出せないが、元気な姿を見れて良かった
推しの笑顔がまた見れて嬉しい
この笑顔なんだよ、この笑顔を僕はずっと見たかった
最後のMCで読み上げた手紙

「『Filter越しの未来』はまだ私達にも見えません。でもきっと素敵な景色が待っていると信じて、一緒に歩んで行きませんか?」

このフレーズが僕はとても心に響いた。
3年目は一体どんな景色が待ってるだろうか。言われなくとも僕はno Filterと共に3年目も歩んで行くつもりだ。応援の仕方次第で、未来の景色は如何様にも変化するだろう。ならば、より良い景色を観させてあげられるように、自分に出来ることを3年目も全力でやっていきたい。
そんなことを考えた、静岡の2周年ワンマンだった。

最高の景色をありがとう
6人のグルショも久しぶりだ

9月24日、名古屋。

NUANCE &タイトル未定とやった日ぶりの名古屋
来たぜ!DEEP栄!

2周年ワンマン2日目。僕は名古屋の会場を目指した。
昨晩の余韻がまだ冷めやらないまま迎えた名古屋のワンマンも、最高の一言だった。りえちゃんの声は出せなかったけど、MCでの感じから、少しずつ良くなってきているのを感じられて、僕はとても嬉しかった。
そして昨日サプライズで歌うことのできた「シアワセニナルタメニ」。この日も同様に歌うことが出来た。ホワイトフィルターが、この日は歌詞のカンペを用意して、みんながりえちゃんのパートをしっかり歌えるように準備していたのも流石だなぁと思った。
こうしてno Filterの2周年ワンマンは感動的な最後で幕を閉じた…かに見えた。しかしこれで終わりではなかった。後日、追加公演として東京での開催が決定したのである。
日時は約2ヶ月後の12月2日。
no Filterの2周年の締めくくりの舞台が東京に用意されたのであった。

マネージャー交代の衝撃

2周年ワンマンを終えたばかりの9月26日。
衝撃的なニュースがmiuzic公式アカウントからもたらされた。
人事異動のお知らせ。
それは、no FilterのマネージャーがROSARIO+CROSSのマネージャーと交代する、というものであった。

マネージャー交代の知らせに誰もが驚いた
ふなやま氏(左)と柿平氏(右)

この人事に一体どんな意図があるのか、それはファンが知り得るところではない。しかし、あまりにも突然の人事異動に驚かされた。ふなやまさんは現場を手際よく仕切る姿を何度も見てきたので、頼り甲斐のある方だなぁと思っていたし、一方柿平さんはその滲み出る人柄の良さでいつもファンの気持ちに寄り添って接してくれたので、とても好感が持てていた。営業畑から転職されたと以前ラジオで聴いたことがあるが、きっと仕事も出来る方なのだろう。
だからこの人事を受けて、驚きはしたけれども、不安は一切無かった。むしろ、どんな化学反応が起きていくだろうかとワクワクする気持ちの方が優っていた。

それから2ヶ月が経ち、柿平さんはみんなから「柿さん、柿さん」と呼ばれるくらいにはno Filter現場にすっかり馴染んできている。メンバーも柿さんの事が大好きなんだろうなというのが、特典会中のやり取りからも容易に知ることができた。柿さんは早くもno Filterにとって、とても必要な存在となった。
12月29日に、no Filterは、さいたまスーパーアリーナで行われるRIZINで歌う権利を賭けて、今年最後の賞レースに出場する。

珍しく柿さんがお願いをしてきた

普段あまりTwitterで自分を語りたがらない控えめな柿さんが、珍しくホワイトフィルターにお願い文を寄せたのだった。これを見た時、僕はすぐ、柿さんの為にもこの勝負に勝ちたい!と思った。柿さんに笑顔になってもらいたいと、心から思った。
決戦はいよいよ明日である。

この笑顔を見るために明日はがんばる



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