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【映画】原作の感動が詰まりに詰まった作品「THE FIRST SLAM DUNK」#154

こんにちは。

前回、公開前に「THE FIRST SLAM DUNK」について書きましたが、先日観てきました!!!

感動!!!
最高でしたっ!!!

原作は主人公の桜木花道を中心に描かれていましたが、
今回の映画作品は別のキャラクターが主役として描かれています!

それだけでなく、湘北高校メンバーの過去も1人1人色濃く描かれていて原作を読んでいる人、アニメを観た人はより楽しめる作品だと思います。
しかも、アニメでは描かれなかった山王戦が描かれています。

ネタバレありで今回は観た感想を書きたいと思います!


見どころ1:主役は「宮城リョータ」

出典:映画.com

予告動画の冒頭で、海辺近くのコートで1on1をやっている少年が2人出てきます。
事前情報は予告動画のみで観に行ったのですが、
予告動画の少年は宮城リョータと、兄ソータだったのが作品を観てわかりました。

沖縄で育った宮城リョータは、小学生の頃に父と兄を亡くしていて、中学生の時に母と妹と共に上京。
兄もバスケットボールが上手く、地元でも有名な選手。

山王に勝つ!!!
という兄の想いも受けながら、宮城リョータを中心に作中では原作のラストだった山王戦を描かれています。

これは私の想像になりますが、ソータは頭の片方を刈り上げています。
中学生までとは異なり、高校生になった宮城リョータの髪型は両サイドを刈り上げています。

リストバンドと一緒に、兄との想いを表現しているのかなとも思いました。
兄との想いと、心がドキドキする経験を試合の中で超えていく姿に、目尻が熱くなります。

母との関係の変化も、好きなポイントでした。

見どころ2:安西監督の存在

出典:映画.com

山王戦で安西監督は湘北の強さについて語ります。

「桜木君がこのチームにリバウンドとガッツを与えてくれた」
「宮城君がスピードと感性を」
「三井君はかつて混乱を
 ほっほっ……のちに知性ととっておきの飛び道具を」
「流川君は爆発力と 勝利への意志を」
「赤木君と木暮君がずっと支えてきた土台の上にこれだけのものが加わった。それが湘北だ」

第30話:安西監督

どんな言葉をかけて
どう振る舞って
チームを鼓舞できるだろう
「自分が監督だったなら」と考えた時に、この言葉が出てくるのか?

この言葉からも、安西監督と選手1人が一緒に今までやってきたからこそ自然と出てきた言葉のように感じます。
監督でなくても、仕事やスポーツをしている場面でも
現状の確認と打開策だけでなく、安西監督のようにモチベートできる人になりたいです。

見どころ3:仲間の存在

鑑賞プレゼントでもらいました

宮城リョータのプレイを、誰よりも理解し認めていたのが赤木でした。

赤木は1年生の頃から「全国制覇」を目標としてきて、
3年生になって最高の仲間に出会えたことを感じているシーンも描かれています。
宮城リョータに対しても、パスセンスを褒めるシーンが出てきます。

映画では宮城リョータを中心に
山王戦、湘北高校のメンバーに出会うまでの道のりが、原作やアニメとは異なり色濃く描かれているのも魅力の1つです。

最高の仲間に出会い、目標としていた舞台にやっと辿り着いた赤木

体力がなくなりながらも、3Pを打ち続ける三井

最後のシュートを決めた後の、桜木と流川のハイタッチ

そして、山王工業高校の沢北が求めていたものと敗北

今まで、どれだけの努力と時間をバスケットボールに注いできたのか!?が随所にみえて、1人1人が最高のプレイをみせる度に目尻が熱くなります。

まとめ

主要メンバーの1人1人の過去も描かれているので、原作やアニメを見ていない人でも楽しめる作品だと思います。
ですが、原作もしくはアニメを1通り見てから映画を観るのをおすすめしたいです!!!

映画のタイトルが「THE FIRST」とあるので、次回作があることを期待してしまいます。
あるとすれば、流川か三井の中学生時代も気になるところです。

何かに一生懸命になったことがある
もしくは今探している人

にもおすすめしたい作品です。

参考:公式サイト


枡田泰明


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