異業種に転職した新人営業マンが、1年で新規開拓できた経験①#179
今回は、私の転職経験と営業経験について書きたいと思います。
大学を卒業し新卒で入社した食品メーカーで丸3年勤めた後転職し、転職先で初めて営業職に就きました。
新卒で入った会社も営業職で入社したものの、製造部門2年と物流部門に1年配属されていたので、業務上で外部とやり取りを行うことはありませんでした。
また体力仕事がメインだった事もあり、PCもほとんど業務で触ることもありませんでした。
転職先で社会人をまた新たにスタートする気持ちで、営業職に就き、悩みを乗り越えたこと、新規開拓するまでの経験などを書きたいと思います。
マナーはすぐに身につけられる、結果をつくるには時間がかかる!
転職組だった事もあってか、新卒入社した時ほど、丁寧に研修を受けることはありませんでした。
そのため、営業するにあたってのマナーや作法などは、自分で調べて身につけてきました!
ネットで検索したり、本で情報収集することが容易な時代なので、営業職でなくとも、必要なスキルは自分でできうる事は身につけていくことが、まず大事な事だったように思います。
初めての訪問先など、緊張する場面はたくさんありましたが、同行営業する中で経験し慣れることができると思います。
ですが、営業においての結果は売上が重視されるので、結果が伴わないと焦ったり不安になる気持ちは私も経験があります。
転職1年目は上司の受け持っていた企業を引き継ぎ売上は立てることができましたが、新規開拓での売上は0件でした!
ですが、後々書いていきますが、1年後に単月で新規で5件の受注ができるようになりました。
早く結果をつくる人もいた場合は尚更焦る気持ちもあると思いますが、特に20代のうちは将来性や育成を重視する企業が主であると、転職アドバイザーの方に言っていただきました。
結果が出るまでは、自分にとって必要な経験と時間である!
という気持ちで取り組んでみるのはいかがでしょうか。
同行営業での最初の仕事は、ランチの場所を調べること
転職した先は、今まで触れたことのない業界だったため、業界知識をつけることも必要でした。
「現場をみるのが一番!」ということもあり、上司が顧客に持っている企業への同行が最初の仕事でした。
同行営業するにあたり上司に最初に言われたことは、
「訪問先の最寄駅にあるランチの場所を探すこと!」でした。
転職前は職場にある食堂でしか勤務中は食事をとることがなかったので、初めての経験でした。
「上司の方が行き慣れた場所なのになぜ?」という思いもありましたが、お店を探すことによって地理が頭に入り、隣接している企業間の移動時間も考慮することを身につけるきっかけになりました。
転職したてで、引っ越しもしたので、毎回ランチを一緒にするのはお財布が厳しい思いをすることもありましたが、良い経験になりました。
同行営業で、経営者と社員の仕事への取り組みの違いを知る
会社のお客様となる業界は、大手よりも中小企業の方が数の多い業界でした。
大手企業では、広報担当者とお会いする機会が主でしたが、中小企業に訪問する際は社長もしくは取締役など、決裁権をお持ちの方にアポイントをとってお会いすることが主でした。
決裁権をお持ちの方々は販売だけでなく、会社の経営を行っているので、社員の方とお話しする時とでは、会話の内容に違いがありました。
私が感じた決裁権を持つ方と社員の方との違いは、
<決裁権を持つ方>
会社ができるまでのストーリーやビジョン、業界の今後の展望について興味がありお話しされる。
<社員の方>
自社商品をどうやって売るか、自分たちにメリットのある話があるかどうかに興味を持たれている。
です。
この違いがあることを知り、訪問先でお会いする方の役職に応じて、どんな話をするか、相手がどのような情報に興味があるのかを認識することがまず大事だなと感じました。
上司を見ていて感じたので、上司がどのお客様とどんな話をしているのかを、メモるようにしました。
立場が変わるとみている視点や広さが変わることを学ぶことができ、決裁権を持つ方と話すことが面白いと感じるようになりました。
まとめ
今回は上司とのOJTや同行営業で学んだことを書きました。
OJTや同行営業ができる期間がいつまでか、期限を設けている会社が多数だと思います。
決められている期間のうちに、学べることは全部吸収することを大事にしてきて良かったです。
次回は、一人立ちしてからの営業経験について書きたいと思います。
枡田泰明
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