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1164 学校における「人権教育」が いかに歪められてきたか⑤ ~偽善とダブルスタンダードだらけの「人権」~

一昨日から書いているように
当時の学校の人権教育は
「人権教育推進委員会」で
ホームルーム活動の教材案を
作るようになっていたので

それまでの左に偏向した
人権教育の歯止めのために
この委員会のメンバーに
なったわけですが
実際に委員会に参加して
如何におかしいかが
十分すぎるほどわかりました

腹立つのを通り越して
呆れたことも一杯ありましたが
怒りの針が振り切れ
心底呆れたことがありました

今は台湾は台湾として
認識されていますが
中国の圧力や宣伝のため
30年前は少なくない人が
「台湾は中国の一部」と
認識していたと思います

パスポートにも「TAIWAN」
という表記がなく
日本政府は出入国に際しては
台湾人を中国人として
扱っていたのです

自分のアイデンティティを
否定されることは
立派な人権侵害なので
この委員会に議案として
提出したところ
コテコテ左翼教師から
予想をはるかに超えた
斜め上からの批判を受けました

「中国の人も台湾の人も
 元は同胞だから、
 統一を望んでいるのに
 分断を煽るのか?」と
真顔で言われたときに
心底呆れすぎて
一瞬言葉を失いました

現在、台湾では
中国との統一を望む人は
ごく少数ですが
当時でも「現状維持」が
圧倒的多数で
中国共産党の支配下に
入ることを望む人は
少数だったのに

「多くの台湾の人も
 統一を望んでいる」と
臆面もなく言える教師を見て

彼ら彼女らの言う人権とは
偽善とWスタンダードで
粉飾されていることが
はっきりとわかりました

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