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ラノベ作家の思い出② ~その作品、ラブコメになりませんか?~

前回のあらすじ:自分の好みを脇に置いて「王道っぽいもの」を書いたら、一発逆転で受賞でき、デビューが内定した。俺の好みなんていらなかったんや!!

えー、ごきげんよう、渡葉です。前回の「ワナビ編」を公開してから、もう半年も経ってしまいました。恐ろしいことです。ワナビ編はけっこう好評だったのに、全然続きが出せませんでした。理由はハッキリしています。ゲームシナリオの仕事がめちゃくちゃ忙しかったのです。

こうして今、シナリオ専業で食っていけているのは、当時からすればとんでもない事です。「どんなジャンルでも締切までに書ける器用貧乏」として重宝いただいております。

この「器用さ」に関しては、昔から持っていたステータスではあるんですが、これが最も顕著に発揮されたのが、受賞からデビュー作を完成させるまでの期間と言えるでしょう。なぜなら、刊行にあたって作品にジャンルを追加することになったからです。

なんか、改めて聞くとイカレた事をしていますね。書いたことのないジャンルを、イチから書いてみるのではなく、元あった作品に加える形でリメイクして、出版する。バトルものだった作品に、ラブコメ展開をガッツリ加筆した。

いったいどういう経緯でそんな事になったのか? そしてどうやって、それを乗り越えて、デビュー作の出版まで持っていったんだっけ? 何かのためになりそうなので、頑張って思い出して書いてみましょう。


担当編集との邂逅

時は2017年5月。受賞からほどなくして、KADOKAWA社から1本の電話があった。私の担当編集になった、という人物からの電話である。「担当編集」! すごい響きだ。あまりにも「プロ」すぎる!

私は昔から、作家をしてる友達が「担当がさあ~」と話すたびに死ぬほど羨ましかったのだ。その立場に、いま自分がいる。ドキドキして電話を取る。はいモシモシ。紛れもなく、某ラノベ編集部であった。比較的ベテランで、有名作家も担当している方だそうだ。ド緊張である。

ウチので読んだことのある作品は? と聞かれたので「A君(17)の戦争」を挙げた。「尖ってるなあ!」と言われた。確かに尖ってる。いじめられっ子が強烈な復讐をするし、メタネタが過激だしね。

あと最近読んだラノベは? と聞かれたので「魔法少女育成計画」を挙げた。「尖ってるなあ!」と言われた。確かに尖ってる。魔法少女が殺し合いをするのはもう普通として、白兵戦でバキバキに殴り合うし、手足は飛ぶし、登場人物はたいだい死ぬ。

私が応募した作品はどちらとも大分違ったので、驚かれただろう。受賞作については「キャラが立っていてキャッチーである」事を褒めてくれた。好きなジャンプ漫画を聞かれたので「アイシールド21」を挙げた。これは素直に「いいね」と言われた。わかりやすく「キャラが立っている」から。

ところで……と、その流れで彼は質問した。「ラブコメって読みますか?」。思えば、これがすべての始まりであった。私は「あんま積極的には読んでこなかったジャンルですね」とフラットに答えた。

実はこの時、私はすこし嘘をついた。ぶっちゃけ正直に言おう。当時の私が一番苦手だったジャンルが、まさにその「男性向けのラブコメ(エロコメ)」だ。当時は、今の漫画アプリのようなラブコメブームはまだ来ておらず、お色気漫画というイメージだった。

男性読者から精を搾り取るために生まれたお色気ヒロインを、私は「あんなもんサキュバスだ」と揶揄していた。主人公に寄りかかるばかりで自我がないように感じていた。サービスシーンを嬉しいと思ったことも、ほぼ無かった。実際「萌え黎明期」の作品は玉石混交だったし、仕方ないのかもしれない。

俺は、自ら何かに立ち向かう女主人公が好きなんだ。全てを悟ったような男にカウンセリングされて、べったりと人生を預けちまうような「ヒロイン」はお呼びじゃねえんだよ……。という言葉を、私は飲み込んだ。当たり前だ。編集さんに嫌われたら本が出せないと思ったのだ。

結局、その日の電話は和やかに終わった。

後日。今度は直接お会いしましょう、という話になった。当時はウイルスも流行ってないので、対面しての打ち合わせが普通だった。私は一般企業で働いていたが、退勤してから夜も遅くにKADOKAWAのビルを訪れた。

担当さんはニコニコとした人のいい、しかし頭の回転は速い、当然ながらデキる男であった(本当にお世話になった人です)。彼はにこやかに丁寧に、新人作家に向けたラノベのイロハを教えてくれた。いわく「ラノベとは承認欲求と願望充足です」と。承認とは、主人公が地位や名声を得ること。願望は、まあ率直に言えばモテること。

この根源的な基本は、実際その通りだったろうし、今でもあんま変わってないんじゃないかなと思う。私は無双系とかハーレムは好きではなかったが、そこに異論はなかった。せっかくデビューするからには売れたかったし、真剣に彼の言うことを読み取ろうとした。

相当な数のラノベを読んでいるだろうし、売れ線の傾向とかも数字で持っている。それが編集者だ。そういう説得力が、肌で感じられた。業界人ってすげーなー、と思った。


その作品、ラブコメになりませんか?

で。打ち合わせの流れで「焼肉に行きましょう。奢りますよ」という話になった。マジで!? すげー!! やっぱプロってちげーなー!!

まあ別に、常に焼肉が奢ってもらえるわけではないです。デビューが決まった新人には一回くらいそういうチャンスがあるそうです。これ以降はもっぱらファミレスでの打ち合わせでした。毎回デニーズとかロイヤルホスト奢ってもらってたから十分いい身分だったけど。

とにかく、焼肉を食べながら話の続きをしました。具体的に、どういう本にしようか、という話を。

受賞作はカクヨムというサイトでWEB連載をしていました。既に公開されているストーリーが、本1冊分以上はあるわけです。でも、それをそのまま書籍にするわけにはいかない。連載形式だったから、1冊におさまる構成ではなかったし、何より内容をもっと「ラノベ読者向け」にする必要がある。

そこで、先の話に繋がるのである。彼は言った。「この作品の大きな魅力は、メインヒロインの圧倒的な可愛さにある」「でも今だと、それを活かしきれない」。だから……「ラブコメにしましょう」と。

すごい話だ。私の書いた受賞作は、純度ほぼ100%のバトルもの。美少女は出てくるが、物語としてのウリはかなり「真剣勝負」に偏っている。だが彼は言った! 「この主人公とヒロインが、付き合う事にしましょう!!」いくらなんでも大胆すぎない!?

一応言っておくが、彼は作品のバトル要素を否定はしてない。ちゃんと熱いと言ってくれている。その要素は残していいと言っている。でも大胆な提案ではあるよなあ。我の強い作家だったら、この一言でヘソを曲げて「この話はなかったことに」って帰っちゃうパターンも、全然あると思う。

あ、編集部を批判する意図は一切ないです。むしろ称賛したい。だって売れるものを作るのが彼らの仕事だし、私はその方法を教えてほしかった。

実際、結論として私は、この提案をそのまんま受け入れた。理由は一つ。売れたかったからだ。絶対に成功したかったからだ。

そもそも、受賞作「暗殺拳はチートに含まれますか?」は、そのために作った作品なのだ。「自分の好みなんか無視して、絶対に受賞するために考えた作品」なのだ。ボーイミーツガールにしたのもそのため。爽やかな少年が主人公なのもそのため。だったら、今さら意地を張って何になる?

主人公とヒロインの一対一の恋愛でいいという話だし、ハーレムにしなくていいなら、まだ自分でも何とかできる気がした。ラブコメのファンだった経験はないけど、リアルでの恋愛経験も、まあないではないし……。

というわけで、その場でもう、そういう事になった。そのほかにも、担当さんはいくつかの提案をくれた。

WEB版では「ゴーストニンジャガール」を名乗り、くのいち風のアバターで戦っていたヒロインは、書籍版では「ゴースト・キャット」に改名し、忍者のモチーフは外れることになった。これは当時のラノベで「和モノは厳しい」という傾向があったからだ。

また、主人公とヒロインの直接対決では、元々はヒロインが勝利していたが、これを主人公が勝利する形に変更した。この作品は「主人公が、暗殺者のヒロインをゲーマーにする」ストーリーなのだが、ゲーム部分では主人公がマウントを取れていたほうが良いという話だった。

「マウントを取る」は、その後のラノベ人生で何度も言われることになる重要ワードだ。私は「強いヒロイン」が好きなあまりに完全に盲目だったんだけど、主人公が負ける話が好きな人なんて少数なのだ。まあ当たり前だよね……。それにしても、この時点で既に大量の改善点を考えていた担当氏、やはりすごい。

そして、イラストレーターの候補も聞きました。一番ワクワクする、言ってしまえば書籍化のトロの部分だ。この候補の方はそのままOKとなり、実際にイラストを担当いただく事になるのだが……。

それが、きただりょうま氏である。当時ジャンプSQ.で連載を持っていた、集英社がメインの漫画家さんだ。2023年現在も、ジャンプ+で「ユメオチ」を連載されている。そんな先生がラノベの挿絵を描くなんて、普通に前代未聞だったんじゃないだろうか?

SQ.の連載作だった「エグゼロス」もアニメ化しているし、「監禁JK」も死ぬほどバズっていたので、なんかもう作家として随分先を行かれてしまった方でもある。あとスプラトゥーンとスマブラが死ぬほど強いらしいです。対戦ゲームをテーマとした自作との相性は最高だったと言えますが、肝心の原作者はスプラ2がBランク止まりでした。


で、どうやって書けばいいの?

さて、方針はなんとなく決まったので、実際に書籍版を作っていくことになった。まずはプロットを考えましょう。

私の知る古いラブコメ漫画と違い、「1章で主人公とヒロインが交際を開始してくれ」とのことだったので、その形にする必要がある。ガチ告白ではなく、勘違いから付き合ってしまうという形。男女ともにたどたどしい状態の交際を、ニヤニヤしながら読むタイプのものにするわけだ。

自分の引き出しにはそういった物語構成の知見がなかったのだが、そこは担当氏が物理で解決した。何が物理って? 参考図書を送り付けてきたのだ。タダで本をくれたのだ。つくづくプロってすげえなあ。

というわけで、ラブコメのラノベというものをいくつか読んだ。純粋に勉強になりました。ただまあ、私が一番気に入ったのは、その作品のメインとして紙面が割かれているサービスシーンの数々ではなく、ずっと恋人ごっこをしてきたヒロインが、後半に本音を見せてパンケーキをムシャ食いするところなのだが。

とりあえずノルマとなる恋人シーン(デートとか)と、ピンポイントお色気の挟み方は、距離感が掴めた……気がする。後は、自作の本筋を崩さないように、うまいこと差し込んでいくだけだ。

恋人エピソードとバトルシーンが繋がるように、糊で接着してやる。次の行動に移るときに、ちゃんと理由を用意してやって、唐突な流れにならないようにする。そうやって自分の「器用さ」が培われていった……のだろうか? たぶんね。

とはいえ、いきなり完璧になんて出来なかった。初稿を見た担当氏は、笑顔で「いやぁー、渡葉さん、ストイックすぎるんだよな」と言った。「放っておくとサービスシーン一個も入れてくれないじゃないですか」。

頑張って入れてはみたものの、お色気の数が足りなかったらしい。まあそりゃそうだ。私自身が嬉しいと思っていないから。でも、必要なのはわかる。「ここで映える挿絵が欲しいので、着替えシーン入れてもらえますか」と言われ、そのまんま採用した。

必要だけど自分では分からない部分は、人の知恵を借りた。ここらへんのやり方は、そういえばゲーム会社に勤めてる今でも変わっていない。たとえばイケメンの持つ愛らしさとか、人に教えてもらわないと判断がつかない。

そうやって、プロットから原稿まで通算して、何度も何度もやりとりを繰り返した。目指すコンセプトに向かってクオリティを上げよう、という熱意がずっと感じられたし、それには応えたかった。

完成原稿と呼べる状態になった頃、担当氏は言ってくれた。「渡葉さん、ラブコメ全然書けてますよ」。決して好きなジャンルではなかったのに、その言葉は素直にすごく嬉しかった。「広く受け入れられる作品にしたい」という目線は合っていたし、それを達成できた気がして。

今日から二人は――最愛の恋人で、最大のライバルだ。

書籍版1巻エピローグ

この一文を、キャラクターの人格と地続きできちんと書けた時、既にジャンルへの偏見はなく、ラブコメというものが、ちょっとだけ好きになれた。気がした。


"今回はホームランを狙ってるんだ"

そうして何とか原稿は提出できつつ、出版に向けて準備はどんどん進んでいった。もうずーーーーっと忙しかった。やることがでたらめに多い。

楽しかったのはキャラデザの指定だ。キャラの外見について箇条書きにして送るわけだ。「あの作品の、このキャラみたいに」と具体的な指定があると喜ばれる。とはいえ、作者の要望がそのまんま通るわけでもない。

当時、私の語彙に「ボブカット」というのがなかったので、ヒロインの髪型を「おかっぱ」で送ったら、えらい渋られた。成功例があまりないのだという。まあ売れ線はロングヘア―なんだろうか?

昨今、男らしさ女らしさとか言うとジェンダー的によろしくないが、正直「女の子らしい」キャラのほうが、明らかに男性読者も女性読者もウケがいい。気がする。とはいえ今回に関しては、おしゃれな髪型だとイメージから離れすぎるし、二転三転した結果、ボブカットに近い形で落ち着いた。勝った。

ヒロイン・葵

2017年秋には、授賞式というものもあった。ホテルで表彰されて、タダ飯が食えるというものだ。いやぁプロだなあ! 当時はカクヨムで受賞した人間だけを集めたパーティーというものがあり、他の受賞者とも会うことができた。

同期受賞のクオンタム氏と、賞状を見せ合ってはしゃいだ。もともとインターネットの知り合いだったので、審査中とかもずっと励まし合っていたのだ。まあその後、彼の受賞作「勇者、辞めます」はアニメ化までしてしまったので、メチャクチャ置いてかれたんだけどな! 許せない!

先輩受賞者であるロケット商会氏(「勇者のクズ」「勇者刑に処す」)も来ていた。彼は作品がコミカライズされまくり、今も第一線の作家活動を続けている。絶対に許せないぜ!

で、オイシイ思いもしつつ、ずっと作業もしていた。まず校正というものがあった。印刷された原稿に、赤ペンが入れられまくっている。そこに自分もペンで返事を入れていく。信じられないほどアナログな作業だ。今もこうなんだろうか?

著者紹介とか、あとがきとか、細かいテキストも書いていた。この「あとがき」を書くのが、高校生の頃からずっと夢だった。キノの旅みたいな、ふざけたあとがきに憧れたのだ。

まあ実際はそこまでふざけませんでした。新人だし。「オタクに好かれる内容にしてね」って釘も刺されていた。知り合いには、デビュー作のあとがきがカルボナーラのレシピだった人間もいるのだが、どうやって許可もらったんだろうな(彼もアニメ化している。死ぬほど許せないぜ)。

それから、店舗特典のSSというものを書いた。アニメイト限定ペーパー、みたいな、ああいうやつだ。1000字程度の短いものを4種類くらい。人によっては凄い苦労するらしいけど、なんかどれも一発で通った。掲示板でこのくらいのSSをよく書いていたからかもしれない。

そして、雑誌掲載の短編というものも書いた。所属レーベルに雑誌媒体があり、そこに特集と短編を載せてもらえるのだ。

特集記事

こういった短編は、後に短編集が出せれば収録されることもあるのだが、大抵そんな事はないので、今では読む方法がない。挿絵もここでしか見られないやつだ。どっかで公開する方法、ないもんかねえ。

さらにさらに。この頃には、実は2巻の原稿も並行していた。まだ2巻が発売されるという保証はない。でも進めていた。大抵、1巻ごとの発売間隔は中3か月が普通だそうなのだが、今回は隔月でいきましょうと言われていた。当然、読者が忘れてないうちに続編を出せたほうがいいからだ。

……働きすぎじゃない?

いや実際、働きすぎだった。なにしろこれは副業なのだ。平日は会社でSEをしているのだ。夜と休日だけでこの作業をしている……いま考えると信じられない。意味がわからない。

でも、苦ではなかった。当たり前だ! 日常の中に、本を作る作業が入ってくる。ずっと憧れていた生活だ。こんな楽しいことはない!

正直、シナリオが本職となった今では失われてしまった感情かもしれない。この気持ちを思い出さねばと、ずっと思っている。

で、いよいよ本は完成し、2017年冬には情報公開が始まり、各所での宣伝にも本腰が入ってきた。実感が高まってくる。自分の頭の中にあったものが、世に出るという実感が。

見よ。文庫本によく挟まっているチラシに、青髪のヒロインが並んでいる。下段が自作のヒロイン。そして上段にいるのは、私が生まれて初めて読んだライトノベル、「フルメタル・パニック」の千鳥かなめだ! そこ並ぶことあるんだ。

これは、コミケの駅に掲示されたポスターである。厳密には発売直後くらいの時期だが。人間、生きていればそんな事もあるのだ。

というわけで、色々……本当に色々あったが、WEB上に応募作として投稿してから、ぴったり1年。2017年12月20日、「暗殺拳はチートに含まれますか?」は、ついに発売した。

発売直前の時期、新宿にて。2巻の打ち合わせを終えた担当氏が、カフェの支払いをしながら言った。

「ウチは、アニメ化とかのヒット作には恵まれてる」
「でも『ハルヒ』『このすば』レベルのホームランは、正直多くない」

「今回は、ホームランを狙ってる」
「そのくらい、悔いのない作品が作れたと思うんだ」




まあ調べればわかってしまう通り、本作は3巻で完結しており、ホームランにもヒットにもなっていないのですが……。

完結に向けた心意気と、打ち切りから何を学んだのか、そしてその後の作家人生がどうなったのかは、また次回(あれば)語ることにしましょう。


そんな作品が、今月発売します

ところで。2017年12月に発売された、この作品。今年2023年の3月にも発売するという事をご存知でしょうか。そう、今回の記事は、案件記事なのです。宣伝すべきことがあるのです。

おかげ様で生きております!!

まあ、KADOKAWA社からは特に聞いていませんし、誰もこの記事にお金を払ったりはしてませんが……。気持ちだけは案件なのよ。渡葉たびびと名義で新商品を出せることが、私は嬉しいのだ。

何が出るのかというと、既刊を1冊の電子書籍にまとめた「合本版」というものです。ちょっとオトクに、電子で全巻まとめ読みできるというわけです。

実際のところ、3巻で打ち切りを食らった作品ではあります。内容としても5年前なので、ちょっと古いところはあるかもしれません。しかし、ある意味で5年前とは思えない未来予知な小説でもあります。

なんか、平成29年の作品にしてはだいぶ令和なんですよ。自作だからそう見えてるのかもしれないけどさ。

特徴を抜き出すだけで令和すぎませんか? これは時代が早すぎたってやつでは? いま売れなければ逆におかしいのでは?

ウソだと思うなら、無料の試し読みページもあるので見てくれるといい! 見ればわかるはずだ! 本文はともかくイラストがめちゃくちゃ強いということが!!

(上記スライドの絵も、無料試し読み分から取ってるぜ)

そういう歴史的事実がありますので、このクソ長い記事を最後まで読んでくれたアナタにこそ、是非よろしくお願いします! 売れると、ちょっとだけいいメシが食えます。

いいメシが食えれば、このnoteも更新頻度が上がったり、単に私が健康になります。わかったな! 頼んだからな!!


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マシュマロ頂いても反応します。


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