見出し画像

定期巡回・随時対応型訪問介護の魅力

こんばんは!かずき🦊です!
今回は、非常に注目され、包括ケアを推進する上で鍵となるサービス
「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」について整理し、その魅力を知っていただきたいのでぜひ参考にしてくださいね!!
最後に自分の想いを記載していますので是非!一読をお願いします!!
※今回は介護サービスのみ、かつ連携型に焦点をあて記載しています
(連携型は他訪問看護との連携、一体型は同法人内で訪問看護を提供)


サービスの内容

定期巡回✖️24時間対応サービス

1.定期巡回訪問介護員等が定期的に利用者の居宅を巡回して行なう日常生活上のお世話のこと。利用者は通常ケアマネジャーが作成するケアプランに従って身体介護を中心とした短時間の介護サービスを1日複数回受けることができます。

2.24時間随時対応・訪問サービス
24時間365日、緊急時に利用者または家族からの連絡を受け付けます。利用者の心身の状況や置かれている環境等を把握したうえで必要に応じて相談援助・訪問介護員等の訪問もしくは看護師等による対応などを行ないます。

ポイント
・要介護1〜5の段階の認定者が利用できるサービス
・計画作成責任者がケアの詳細を決めることができる(訪問日時・具体的サービス内容・所要時間等)
⇨つまりケアマネージャーさんを通さずにケアの内容を決めることができます!(重要)
・短時間のサービスを1日複数回利用することができる
・一定の利用料(サブスクモデル)

利用者のニーズや生活リズムに柔軟な対応が可能であり、それが24時間、複数回利用できるサービスで、料金も一定でわかりやすい。
つまり介護のオーダーメイドを可能とする魅力的なサービスなんです!!


料金

やっぱり気になるのはどの程度のお金がかかるのか?ですよね

各介護度に応じた利用料が固定で設定されています。利用者は、その1割を負担すると言った形です。
事業所の利用者1人あたりサービス利用料の平均は14万円程度と言われております。

注意点
・ひと月あたりでの定額です(包括報酬)。サービスを利用しない日があっても定額となります。ただし、契約日(または契約終了日)が月の途中の場合は、当該月のみ日割りで計算します。
・デイサービスやショートステイなど併用可能な介護保険サービスを利用した場合は、減算または、日割り計算されます。

◯他訪問看護事業所との連携
連携型の場合は、事業所で看護を行えない、かつ利用者に訪問看護が必要な場合は、他訪問看護事業所に依頼しないといけません!
料金

+事業所によっては、提携代として1人5000円を支払っているケースもあるようです

課題

地域包括ケアシステ ムの中核的なサービスとして平成 24 年に制度化されました。しかしながら、定期巡回サー ビスの利用者数・事業所数ともに、まだ十分な数に到達しているとはいえず、更なる普及拡 大が求められています。
なぜ?
「ケアマネジャーへ の周知が不足している」ことや、「定期巡回サービス事業所の経営が難しい(要因の一つと して、ケアマネジャーとの連携不足が挙げられる)」ことが挙げられます。
その要因調査では、ケアマネジャーの定期巡回サービスの認知度が低いこと定期巡回サービス を組み込んだケアプラン作成の機会や経験が十分ではないこと等が挙げられています。

一方、利用者本人・家族へのサービス理解にも障壁があります。
しかし、ケアマネを通じて情報を得る利用者が多いため、根本的には、ケアマネの協力が必要不可欠となります。
また、利用者の中で、定期巡回の利用に同意していただけない理由として
・負担額
・他のサービスとの併用ができない
・今まで利用していたサービスを継続したい
さらに、デイサービスの併用ができなくなることに否定的な意見があります。


メリット

類似サービスである、訪問介護と比較して様々なメリットがあります。

よく知られており、代表的なメリット
・夜間、深夜、早朝にサービスを受けることができる
・毎日複数回の排泄介助やおむつ交換ができる
・内服管理を毎日複数回介助できる

潜在的なメリット
・緊急時対応が24時間体制で可能
・頻繁な情報共有
・複数回利用が可能で、老老介護の補助、介護離職を防ぐ
・柔軟な対応が可能(脱水が疑われるので頻度を増やすなど)
・事業所でケアマネジメントが可能
・自立度改善にインセンティブがあるため、自立支援に積極的
・包括報酬
・コールによって不安が解消できる(相談がすぐにできる)
・退院直後の(状態の変化が激しい)利用者の生活リズムが継続できる
・日割り計算が可能
・減算にはなるがデイサービスやショートステイの併用が可能
実は、ケアマネから報告されているメリットとして
現場ではこんなにも多くのメリットが報告されているんです。
これこそ包括ケアシステムの根幹となるサービスであると確信しています!

しかし、認知が全く足りておらず
誤解や、メリットの認識が不十分であることや、ケアプランへの組み込みがわからないケースが多いのが現状です。
現状を打破しなければなりません!!

この定期巡回サービスで実現し得るメリットや事例を適切に周知し
新たな社会インフラの整備が、利用者の生活を支えると考えています!!


こんな、良いサービスだと思うなら、お前がやればいいんじゃん
という声が聞こえてきそうなので宣言しますが
「定期巡回・随時対応型訪問介護を立ち上げます!」

自分は、老健での介護士その後に理学療法士して訪問や通所、急性期、回復期などを今まで行っていました。
お家に帰りたいと希望されている患者さんが、めちゃくちゃ頑張って身体機能をあげても
訪問介護では対応できない、家族が近くにおらず協力できない、介護保険では在宅生活を支えることが難しいと言われ
結局、施設を選ばざるをおえない。それが当たり前になってしまっている現状がありました。周りもしょうがないことで片付けてしまうことに、自分は納得できませんでした。

その中で、保険外サービスに出会いました。
家に帰れないと言われた方が、在宅生活を行えるようになったことや
歩行が困難であった方が、娘さんの結婚式でバージンロードを歩けた
離れた場所で暮らしている家族が、安心して利用者の生活を見守ることができたなど。既存の固定概念にとらえられることがない、保険外サービスの魅力に気づきました。
本人が望む人生を送るためには、介護保険内の既存のインフラでは困難です。付加価値を提供することこそが保険外サービスの魅力だと思っています。

しかし。保険外サービスは、値段が高かったり、まだまだ提供している事業所や企業が少ないのが現状です。

そこで定期巡回・随時対応型サービスを知りました。
このサービスを利用することで
今までの、訪問介護などの介護保険サービスでは難しかったケースを
退院後すぐに、その人の生活環境、生活リズムに合わせた支援が可能となります。
生活する上で、不安になることや、家族の悩み、体調不良、認知症の増悪など様々な変化が必ずあります。
それに対応できることって、めちゃくちゃ魅力的じゃないですか?

さらに、保険外サービスとの相性も非常に良いのです。(そこについては、また別の機会に。。。)

こんな素晴らしいサービスなのですが
ケアマネージャーさんに適切な情報発信がされていなかったり
自治体の方々もそのサービスの詳細を知らなかったり
様々な障壁があります。
それがとっても悔しいのです。
自分は、名古屋市を中心に、必ず定期巡回サービスを普及させ
地域包括ケアの根幹となる、必要不可欠な社会インフラとしてこの高齢化社会への貢献を行っていきたいと考えています。

少しでも応援していただけると
とっても嬉しいです。
応援されると火がつくタイプです🔥

Twitter・Facebookでも発信しておりますので、是非フォローお願いします!

https://twitter.com/k_k_sharing
https://www.facebook.com/congtechnology


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?