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野菜嫌いがケンカしながら取り合う「ざくざく甘いブロッコリーフライ」

ブロッコリーの中でも茎のしっかりした「スティックセニョール」が手に入ったらぜひこれを作って欲しい!
アスパラのようにほくほくかりかり最高なんです。ああ春のいい香り。

なぜブロッコリーが苦手だったんだろうと最近考えます。小さい頃、ブロッコリーといえば、ただ蒸しただけ、茹でただけ、マヨネーズを付けてというのが定番でした。今となっては私も美味しいと思えるのですが、我が家の子供たちはあまり食べません。元野菜嫌いだった私も、その気持ちがわかります。

そんな子供たちもこれはもう取り合い!
スナック感があって、ブロッコリー自体の甘味も感じ、中濃ソースとの相性も抜群。メインおかずとしても良いくらい、ボリュームがあります。
これとビール、至福のひとときです。

ブロッコリーフライ

(材料 4人分)
ブロッコリー 1株(茎ブロッコリー、ステックセニョールなど茎の長いものがおすすめ)

(バッター液)
小麦粉1カップ
溶き卵1個分
水3/4カップ

中濃ソース

1、ブロッコリーを水に浸しておきます。花蕾の部分に入り込んだ汚れも落ちます。
茎の硬そうな部分は包丁で切り込みを入れ、めくるように指先で向きましょう。これはしてもしなくても大丈夫です。

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水けを切り、キッチンペーパーなどで拭いておきます。小麦粉をたっぷりはたきます。

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バッター液を全体にまとわせます。バッター液は小麦粉1カップ、溶き卵1個分、水3/4カップをよく混ぜ合わせて作ります。
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花蕾をつまむと、余分なバッター液が下に流れます。余分な液を落としてから、パン粉を付けましょう。

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パン粉のバッドに入れたら、パン粉をふりかけ、更にちょっと振るようにして衣をつけます。

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大きい花蕾は手のひらで少し平らに潰すと、少ない油でも揚げることが出来ます。

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フライパンで揚げ焼きします。油の量は1cmほど。火加減は中火です。

花蕾の部分だけ、焦げ色が付きにくいのでフライパンを傾けたり、油をかけたりしましょう。茎を菜箸で持って縦にして、頭を油に浸してあげても良いです。

両面裏返しながら、狐色になるまで揚げたら出来上がり。
良く油を切りましょう。

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かりかりの衣に包まれた茎を噛むと、ホクホクこりこりの食感に、にんまり。
甘く青い香りが、春の食卓にぴったりです。

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私と子供たちは中濃ソースでパクパク食べますが、夫は更にマヨネーズを付けていたので、真似したら、もうおいしすぎてダメ!
お塩とレモンだけでも十分においしいです。

太いブロッコリーを使う場合は、軸はピーラーで向いて、長めに切り分けてみてください。
ブロッコリーが主役級のごちそうに。
こんなブロッコリー初めて!って思っちゃいますよ。


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