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THE GUILD勉強会 「Design in Tech Report 2018 を読み解く」 参加レポート(前編)

#02 THE GUILD勉強会「Design in Tech Report 2018 を読み解く」に参加してきました。
幸運にもnote枠での参加が叶ったので、諸々レポートを残していきたいと思います。また、アウトプットが遅く大変恐縮なのですが、想像以上に内容の濃い会だったので編集&消化に少々お時間いただいております。ひとまず本日は前編と称して、まとめたところまで。


はじめに

Design in Tech Reportってなんぞや?という方は、まずこちらの資料をご覧ください。
Design in Tech Report 2018

今回の勉強会の元となったレポートで、90ページ以上あります。こちらのレポートはアメリカで毎年開催されるSXSWにて、2015年からジョン・マエダ氏が毎年発表をされてきました。(元は英語の資料になりますが、今年からはtakramさんでその翻訳をスタート。)


オープニング

勉強会の冒頭、まず最初に粋なサプライズプレゼント!として、ジョン・マエダ氏ご本人からのスペシャルメッセージ!
また次回配信のTakramcastにも、マエダ氏がゲスト出演されるそうなので、そちらもお楽しみに!とのことでした。


さぁ!会場全体がやる気十二分になったところで、翻訳を手がけたTakramの佐々木さんから重要なお知らせです。
「今回の2018年のレポートは、過去3回分の集大成となっており、内容は非常に複雑で、分かりづらかったのではないかと思います…」

…ですよね!!!
私は事前予習に結構時間がかかってしまっていたので、当日不安で仕方ありませんでしたが、これを聞いて少しほっとしました(笑)

ちなみに、過去3回分のレポートはこちら。
Design in Tech Report 2015 (※日本語訳有)
Design in Tech Report 2016 
Design in Tech Report 2017 

そして、今回の勉強会でキーになったアジェンダはこちら。
https://twitter.com/kobaka7/status/1009735173863178240

2015年版のふりかえり

さっそく2018年のお話をしたいところですが、まずは2015年版を用いて、時代背景のお話など。

・昨今、デザインファームが大企業に買収されまくっているという潮流がある。

・そもそも企業がデザインに着目し始めた発端は、Appleのデザインドリブンな経営や、googleもそこに乗っかったのが大きいのではないか。
・テック界隈がはじめにUI,UXの重要性に気づき、積極的に経営にデザインを取り入れ始めた。※ムーアの法則の終焉

・一方、Accentureをはじめとするコンサル系の企業も、不確実性の時代における新規事業部門での不振や、デザインシンキングの流行によるコンサルのワークフローそのものの変化に伴い、社内にUI、UXを語れる人材が必要となったため、買収の動きが高まった。

・ここだけの話…テック系に買収されたファームわ比較的うまくいっているようだが、コンサル系に買収された所はイマイチらしい。(買収主が実権を握っているため、結局は受託スタイルになりがち。)

・ちなみにAirbnbのBrian Cheskyはロードアイランド・スクール・オブ・デザイン時代のマエダ氏の教え子。
・またレポートには「デザインはお金になる!」というメッセージが中枢に込められている。



…と、本日はここまで。
次項にて本題の2018年レポートについて引き続きまとめていきたいと思います。

※本レポートは、私なりの咀嚼がかなり加えられております故、内容に齟齬などございましたらご指摘いただけますと幸いです!

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