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ワーママの生活を最適化する3つのこと

今、私は休職中ですが、この5月から復職します。

会社を辞めたのは4年前、下の息子が1歳になるタイミングで「そろそろ復職しようかな…」と思った矢先、コロナ騒動が始まりました。

当時は子供たちのことが心配で、保育園に預けて復職することに抵抗があり、コロナが落ち着くまで子育てに専念しようと決めて退職しました。

それから4年が経ち、下の子供ももうすぐ小学生。子育ても満喫したし、そろそろ仕事が恋しく?なってきました。

そんなわけで、この5月から古巣の新聞社に戻ることにしました。

実はいま、旦那の鍋ちゃんが東北に転勤中のため、平日はワンオペ状態なのです。専業主婦なので時間に余裕があり、特に困ったことはありませんが、ワーママになったら正真正銘のワンオペ育児になります。毎日が時間との戦いになるでしょう。

そこで生活の効率を上げるため、年末から一つずつものごとをシンプルにしていったところ、3ヶ月で生活が信じられないほど快適になったのです。

せっかくなので、記録しておこうと思います。

その1 部屋全体を最適化

出産後の生活を振り返ってみると、探し物の時間が多くて無駄でした。理由は、物が多すぎること。子供2人の学校関係の書類、自分の書類、おもちゃや洋服などが、家中の収納を埋め尽くしていました。

もう、これはどんどん捨てるしかないですよね。「片付ける」ではなく、「捨てる」です。心を鬼にして、覚悟の断捨離?を決行しました。

とは言っても闇雲に全部捨てるわけにもいきません。一応、棚の中のものをいちいち確認しながら捨てていくことになります。「これはいる」、「これはいらない」と仕分ける作業は、地味に頭を使うので疲れる作業になります。でもこれ、コツがありました。1日にたくさんやらないことです。

そこで私は「1日15分以内」と決めました。その代わり、毎日必ずコツコツ続けることにしました。この15分以内というのが大切です。15分だけだと思えば、重い腰も上がるのです。集中して物を仕分けてガンガン捨てられる、一番効率のいい時間は、1日にたかだか15分程度なのです。これ以上時間をかけると疲れて嫌になってしまい、翌日からのやる気にも影響します。

15分ではほとんど片付かないんじゃないか、という疑問もあります。それを日数でカバーするんです。1日15分でも、これを毎日、1ヶ月続ければ、かなり片付けが進みます。私は飽きっぽいので、その日の気分で、今日は昨日の続きの玄関の棚をやろうとか、今日は台所の食器を捨てようとかコロコロ変えていました。

そして重要なポイントがもう一つ、もっとやりたくても15分で止めること。そうすると続きが楽しみで、翌日また楽に再開できるのです。

始めてから3ヶ月ほど経ちましたが、家のあらゆる収納がすっきりし、物の出し入れがとても簡単になりました。どこに行ったのかわからなかった物も出てきましたし、9割のものがいらないものだったということにも気づきました。

その2 調理方法を最適化

私は料理が大好きなのですが、一方で料理に長時間かけるほど情熱はないのです。ごはんが美味しいことも大事ですが、同時に手を抜けることも大事だと考えています。働き始めたらきっと時間との勝負ですから、今までみたいに丁寧には料理ができないでしょう。

そこでこの3ヶ月、極限まで時間を短縮して、なおかつできる限り自炊して(市販のお惣菜やデリバリーは極力使わないということです)どこまで料理ができるのか試してみました。

ミールキットも時短になるとは思ったのですが、割高になってしまうので、できればカットしている野菜や食材はあまり使いたくない…。そのちょっとの手間は惜しまず頑張れそうです。

そこで炊飯器とヘルシオとホットクックの出番です。まずは朝、1日分のご飯を炊きます。(前夜にセットする)

朝の献立は、ご飯にわかめのお味噌汁、納豆、温泉卵とサラダが定番です。定番というか、毎日それです。温泉卵は週に一回、ホットクックで15個ぐらい作っておきます。子供たちはゆでたまごよりも温泉卵が好きで、毎日喜んで食べています。

この献立なら、朝食の準備にかかる時間は10‐15分ぐらいでしょうか。ちなみにお弁当は前日の夜に作っておき、朝は白いご飯を詰めるだけ。なので、この調理時間には、親子のお弁当を作る時間も含まれます。手抜きはしたいけど、朝ごはんはしっかり食べたい私にとって、ここが譲れる最低ラインかなと思います。

夜の献立は、白いご飯の時は、メインは鳥のももやき(ヘルシオで焼くだけ)か冷しゃぶ(お肉を煮るだけ)、サバの塩焼き、目玉焼きなどです。そこに茹でておいたブロッコリーやトマト、スライサーで一瞬で作れるキャベツの千切りなどを足します。副菜は、作り貯めしたひじきの煮物や、もずくの酢の物、めかぶの千切りの酢の物、タコのお刺身などを足します。酢の物といってもポン酢をかけるだけ。

ひじきの煮物も週1回、ホットクックで作ります。煮る時間は50分ぐらいかかりますが、ホットクックの鍋に食材をザーッと入れて、調味料を入れてボタンを押すだけなので、作業時間は5分ほどです。

白いご飯以外の時は、焼きそばやスパゲティミートソース、グラタン、ざるそば、煮込みうどん、カレー、シチューなどをローテーションします。焼きそばもホットクックで一瞬で作れます。もやしとザクザク切ったキャベツを入れて、その上に焼きそばを入れて、その上に冷凍のエビイカミックスもしくは肉を入れ、焼きそばソースをかけます。ホットクックの蓋をして手動で「2分炒める」をセットします。炒め時間は2分でも、温度が高くなるまで時間がかかるので、調理時間は20分ほど。準備が5分、出来上がるまでに20分。なので、焼きそばなら帰宅から30分で出来たてのご飯が食べれる計算になります。

忙しい日は焼きそば、もしくは茹でるだけのざるそば、茹でて冷凍のソースをかけるだけのミートソースがよさそう。煮込みうどんも具材を入れてホットクックで煮込むだけなので、とっても簡単です。

カレーやシチューはホットクックの得意料理です。メインにもなりますし、多めに作ればそこから2、3日は副菜にもなります。

これでも足りない時は、フルーツグラノーラにプレーンヨーグルトをかけたものを出します。子供達が食べ盛りになってきたので、ヨーグルトもプレーンの400g のものを週に5-7個ぐらい買っています。夜ご飯のおかずは多めに作って、同時に翌朝のお弁当をつめてしまいます。足りない時はちくわやソーセージなどを足します。夜ご飯の作業時間も、15-20分と決めてます。

その3 子どもたちに手伝わせる

うちの子どもは7歳と5歳なので、まだあまり家事の戦力にはなりません。しかし、自分でできることは増えてきました。

甘い親の私は、片付けや食事の上げ下ろし、服の出し入れなど子どもたちの身の回りのことをやってあげてしまっていたため、これをきっぱりとやめることにしました。そして子どもたちに「手伝ってもらう」のではなく、「できることは全部自分でする」というイメージを持たせることにしました。

食事のときの食器の上げ下げはもちろん、おかわりのヨーグルトが食べたいなら自分で冷蔵庫から出すとか、喉が渇いたなら自分で水を出すとか、自分のことは自分でさせることにしました。

洗濯物も、子どもたちに任せられる仕組みを作りました。これまでは私が洗濯物をたたんでそれぞれしまっていましたが、これを全部撤廃。洗濯機の近くに家族の名前を書いた3つのかごを用意し、洗濯が終わったらそれぞれのかごにそれぞれのものを入れます。ポイポイ入れるだけなので、すごく簡単。これは娘と息子の仕事にしました。そして服を着るときは、そこから自分で出して着るのです。これで、長年苦労していた洗濯物の処理からも解放されました。

また、私は朝は白いご飯が食べたいのですが、パンが好きな子供たちから「たまにはパンにして!」というリクエストがあり、ホームベーカリーを導入しました。

ホームベーカリーもピンキリで、そこそこ上位機種を買わないと美味しいパンが焼けないと聞いたので、思い切ってパナソニックの一番上位のものを買ったのですが、これが絶対失敗がないのです。いつ焼いても、お店の食パンよりもずっと美味しい、しかも無添加の食パンを食べることができます。

作り方も簡単で、容器に小麦粉、バター、水、塩、砂糖を入れ、最後にイーストの入り口にイーストを入れ、ボタンをセットするだけですけです。炊飯器と同じくらい便利なんです。

そんなに簡単なので、子どもたちが自分で仕込むこともできます。材料の分量さえ覚えてしまえば、子どもだけでパン焼きの準備ができてしまいます。なので週2回、朝は子どもたちが仕込んだパンを食べています。

以上の3つで、生活が信じられないほど快適になりました。いかがでしょうか。

今後はもっと子どもたちの分担を増やし、調理家電を覚えさせて小学校の高学年までには食事の準備も家族内でローテーションする予定です。

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