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Netflix「クイーンズ・ギャンビット」を観た感想

皆さんはNetflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」をご存知ですか?10月から配信され、わずか1ヶ月で世界の6200万世帯が視聴。これはNetflixのリミテッドシリーズでは1番だそうです。そして、原作の本は出版から37年も経っているのにも関わらず、ニューヨークタイムズのベストセラー入りするという。今世界で様々な現象を起こし始めているドラマなのです。

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女性チェスプレイヤーのお話
ということで、チェスの知識が全くない私はあまり興味を持っていなかったのですが、色んなSNSで絶賛しているコメントをよく見るようになり、なんとなく見始めたドラマでした。全7エピソード見終わった後はみんなが褒めていた理由も納得!チェスのことを何も知らなくても感動できるとてもいいドラマシリーズでした!

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主人公はベス・ハーモンという9歳の女の子。シングルマザーである母親を事故で亡くし、孤児院に行きます。その孤児院の用務員のおじさんが地下室でチェスをしている姿を見て魅了されて、おじさんにチェスを教えてもらう所からストーリーが始まります。9歳にも関わらず、ベスは頭が良く、チェスの才能を持っていた事が分かり、大人たちを驚かせます。そこからチェスプレイヤーとして大活躍、大人の女性になって行くまでを描いている物語です。

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チェスの才能がすごいので、とんとん拍子で試合にも勝っていきますが、キラキラしたサクセスストーリーではなく、プレイヤーとしての成功の裏でアルコールや薬の依存症で悩まされます。完璧主義で負けず嫌いのベスは試合に負けると依存症の闇に落ちてしまうことも。プレイヤーとして成長していくものの、小さい頃の経験やトラウマから、その闇とずっと戦っていくのです。エピソードを進める毎に淡々と魅了されていき、ベスのチェスの試合をただ応援する気持ちで見ていたのですが、最終話は不意をつかれて感動。泣いてしまいました・・・!





チェスという男社会を女1人で挑むという意味では、現代で働いてる女性はきっと背中をしてもらえるような内容でもありますし、何かを頑張っている人、もしくはやる気スイッチを探している人にもオススメなドラマです。舞台が50~60年代がなので、洋服やセットやチェスの駒などの小道具がとても綺麗なのも魅力的。

興味ある方は是非チェックしてみて下さい!予告編はこちらから。


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