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「タイタニック」のエンディングについて思うこと

「タイタニック」を観た人はきっと共感してくれるはず?あのエンディングについて書きたいと思います。




※エンディングの話なのでもちろんネタバレあります

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私が「タイタニック」を初めてみたのは確か小学生ぐらいの頃。家で一人で鑑賞し、沈没シーンが悲しすぎて号泣。その姿を母が見て「え?そんなに泣いてるの?」と笑いながらびっくりされたのを覚えています。あれはきっと「帰ってきたドラえもん」を観た以来・・・子供の時に映画であんなに泣いたのは他覚えていません(笑)公開から20年以上経った今でも有名な大作として残り続けている「タイタニック」ですが、観た人ならきっと共感してくれるであろう・・・・?!私の中でずーーーとシコリになっているのが、あのエンディング。





船の沈没後、ローズがドアの上に浮かびながら、ジャックの手を握っているシーン。自分だけ冷たい水に体が浸かっているジャックはそのまま最後死んでしまいます。ローズは「あなたを離さないわ」と言った直後、手を離し、亡くなったジャックは海の底に沈んでしまうのです。

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このシーンを観て何度思ったでしょうか・・・・。



あの時なんとかしてジャックは生きれなかったのか?!



ローズと一緒にドアに乗ってればよかったんじゃないか?!!?




そう思った人、多いはずです。





ローズ役のケイト・ウィンスレットはトーク番組で、ファンからエンディングについて質問されました。「”あなたを離さないわ、ジャック”と言ってますが・・・離しましたよね」の言葉に食い気味で「嘘ついたよね」と即答(笑)ケイト自身も「ジャックはあのドアにもうちょっと頑張って登ればよかったのに」と世間と同じ意見だったことが発覚(笑)

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一方ジェームズ・キャメロン監督は「この映画は死と別れを描いているから、ジャックは死ななくてはいけなかった」と説明しています。「ジャックが生き残れなかったのは物理的な理由ではなくアーティスティックな理由」とのこと。

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映画の前半、ローズは自ら命を絶とうと船から飛び降りようとした時、それをジャックが止めることで二人は出会います。ジャックが死んでしまった後のローズは自ら生きようと、笛を吹き助けを求めるのです。ジャックの存在がどれだけ大きかったか。彼が死んでしまったことによって、長生きをしたローズのシーンにも深みが出るのかもしれません。そう言った視点から見ると、ジェームズ・キャメロン監督が言っていることも納得という感じでしょうか・・・。





ちなみにジャックを演じたレオナルド・ディカプリオ自身はこのエンディングについて「ノーコメント」を貫いています(笑)



皆さんはこのエンディングについてどう思いますか?コメントもぜひお待ちしております!





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