社会復帰して想うこと。
2021年4月1日。
仕事復帰して早いことに一年を迎えた。
今までも過去に卵巣嚢腫で2度手術を経験したり、術後、無排卵になったりホルモンバランスを崩して体調が優れなかったり。はたまた女性には珍しい自然気胸になったりと、病気とは思うように付き合っていけず辛かった20代がやっと終わったかと思った矢先に、30代前半で左耳の突発性難聴を発症。
若くても病気になる。
若さが取り柄だと思って。体調が悪いにも関わらず無理して働いた結果、疲労とストレスから難聴を発症。
思い出したくもない辛い日々。
病気になる前に前駆症状で、メマイや頭痛があったにも関わらず自分のカラダを守ってあげられなかった事を今でも後悔している。
仕事に復帰してからの一年。先輩、後輩に関係なく沢山のスタッフに助けてもらって。なんとか業務に専念できるようになって本当に本当に感謝の気持ちしかない。
難聴の後遺症が残ってしまったとき。
わたしは、もう看護の世界には戻れないと思った。
ハードワークだし、フルでも働けないし。
正直、使い物にならないと思っていた。
だけど。
とある先輩が
『また戻っておいで!』
と言ってくれた。
障害なんて関係ないから、また一緒に働こう!
と言ってくれたおかげで、仕事復帰する決心ができて今に至る。
今は以前のようにフルで働く事ができなくて、ちょっと申し訳ない気持ちもあるけど。やっぱり自分のカラダは1つしかないから。もっと頑張って働きたい気持ちもあるけど、実際には疲れやすかったり体調が悪かったりすることもあって仕事量をセーブして今は働いている。
もう少し、仕事量を増やしたいな。
と先輩にぼやく私。
すると、とある先輩がこう言った。
『仕事量を増やしたところで、後でやっぱり出来ませんとは言いにくいでしょう?アンタは今のまま働きよったらいい』
言われてみて、ハッとした。
確かに後から、やっぱり出来ません!シフト変えてください!とは言いにくい。
ある程度、体調が整ってから仕事量を増やしていって数年バイトみたいな感覚で仕事しても別にいいじゃん!
無理してまで働く理由なんてあるの?
もう一度、自分に問いかけてみる。
また前と同じようなことを繰り返すのは嫌だ。
やっと、ここまで回復したのだからスローに仕事してもいいんじゃない?
難聴が明確な治療方法がないという事も一理あるけど。
これからは今以上に自分のカラダを大切にしながら、周囲の人たちにも感謝して。
今以上に頑張って働いていきたい。
突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪