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囚人と看守🪬🛡️🔐

1971年。
アメリカ合衆国のスタンフォード大学でフィリップ・ジンバルドーという心理学者が実験の責任者を勤めた「スタンフォード監獄実験」というのがある。

(※やらせ疑惑も浮上しているから、本当のところは分からないけど、数々の書籍が出たり、映画にもなってるょ)

これは「環境が行動にどのような影響を与えるか」を調べる実験やったんやけど

被験者として募集されたのは、ごく普通で健康な若者たちで、お小遣い稼ぎのために応募したらしい。
中には、応募用紙に「自分は平和主義者である」と書いていた人も少なくなかったとか。。

実験場所は、同大心理学部の地下室。「スタンフォード郡監獄」との表示が掲げられ、被験者は看守役と囚人役に分けられた。

看守役は、制服を着て、目の動きが相手に見えないようサングラスをかけ、ホイッスル・警棒などが渡され、3人ずつのシフト制で行動。

囚人役は、屈辱感を味わうような服装に着替えさせられ、手錠、足錠をかけられ、ナイロンストッキングの帽子をかぶらされ、割り当てられた数字で呼ばれ、一部屋に3人ずつ入れられた。

点呼と称して午前2時半と午前6時に起こすという厳しいスケジュールを課し、罰として腕立て伏せをさせ、毛布を植物の棘だらけにし、独房に入れるということも行われた。

これらのサディスティックなルールや実験中の行動は、看守たちが“自主的に”考え出したとされている。

その後、看守役の行動は、より残虐的なものにエスカレートし、その結果、囚人役のなかから、身体の不調や精神異常を訴える人が出てきた。


・・・実験の結果・・・

(性格に関係なく)
権力の有無や立場
②自分が置かれた環境

が原因で、性格や性質に変化が起き、人は立場や環境に合わせようとする事がわかる。

この実験から
・環境や役割が人の心理に与える影響
・集団心理が増長する攻撃性や残忍性
・権力を行使する快楽
・閉ざされた空間の危険性
・洗脳
などについても考えることは多いと思う◎

☺︎

私の働く会社にも、俺様ボスがいる。

そのボスと私は、価値観も目標も仕事や子どもたちへの思いも。。かなり大きな違いがある。
だからこそ、とても学びが多い◎

会社の8割の人たちが属する俺様ボスグループの人には

❶ボスに気に入られ、役割を与えられ、うまくサボれるので、入ってる人
❷自分の地位や立場などを守るために、入らざるを得なくて入ってる人
❸ボスに逆らうと怖いし面倒やから、仕方なく入ってる人

きっと、いろいろな立場の人が居てはる。

でも、やっぱりグループに所属する期間が長いとか、ボスに気に入られてる人が中心に、みんなの思考が、だんだんボスに寄って行く。

ボスが、仲間や会社、子どもたちや保護者、そして学校や地域、他事業所のことを蔑み、見下し、バカにして、あざ笑うと
グループの所属歴が長い人や、ボスに近しい人から、同じ行動をとる。

ボスが
仲間を「あいつ」
子どもたちを「あれ」
保護者を「あいつのおかん」
学校の先生を「あのおっさん」
と呼ぶと、グループの人たちも同じように発言する。

社内に年功序列なんて言葉は存在せず、ボスが1番偉い。

相手が上司や管理責任者であっても礼儀はなく、ボスと同じ口ぶりで
先輩に向かって「そんなんどーでもえーし、早よしろよ」と言う女性スタッフや
上司への謝罪の言葉も「あっ!申し訳ぇ〜」と簡単に謝るスタッフ

☺︎

もともとその人に、その素質があって、波動が合うから引き合うんやと思うけど、環境や立場は人を変える◎

だからこそ、自分軸をしっかり持っていないと、立場や環境に流されて、どんどん魂が穢れていく。

☺︎

今の会社では、この環境やからこそ、学べることもあるし、忍耐力もつくし、考え方も広がる。

でも、今のままでは、私の持っている、経験や知識、技術やスキル、子どもへの療育に対しての揺るぎない信念や子どもたちへの愛情をゴミ箱に捨てるのと同じ。

だからこの春、転職する🍎

立場や役割、環境が人に影響するとして
今の立場や役割、環境が自分に合わないなら、環境や人のせいにしたりせず
自分から動けばいいと思うの◎


私は自分の命が少しでも誰かの役に立つような働きができる場所で命を使いたいから🍀

☺︎

今日もみんなが自分らしく幸せでありますよぉに🦄🌈✨

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