アウシュビッツを訪れて 〜後編〜

遥々訪れてわかったこと

結論から言うと、シンプルにアウシュビッツ自体は過去の凄惨さを伝えるもの、というよりも未来永劫二度と同じ失敗を繰り返さないことを世界に発信するための遺産だと僕は感じた。勿論、凄惨さを伝える役割は担っているが、今の時代どこにいてもアウシュビッツ博物館について知ることが出来る。ただ、後者については現地に足を伸ばさなければ感じられない気がしている。

批判を受けるかも知れないが、

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アウシュビッツを訪れて 〜前編〜

10/5 ポーランド 2日目

僕は歴史好きの延長で、ナチス政権下に関する代表的な作品だけは触れた上でポーランドにやってきた。『アンネの日記』『夜と霧』『ヒトラー〜最期の12日間〜』『シンドラーのリスト』 (『帰ってきたヒトラー』←これはギャグ)

高校生の頃にはワシントンD.Cにあるホロコースト博物館にも足を運んだ。
(※ホロコースト…ナチスによるユダヤ人大量虐殺のこと。ギリシャ語で「焼かれ

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ユーレイルパスで2ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅〜どれだけ元をとれるのか〜クラクフ編:バスでアウシュビッツへ

10/3 クラクフ駅到着後、駅内で朝ご飯を買い、20分ほど歩いて宿へ。9:00頃宿へ到着。

チェックイン前にひとまず荷物を預けていると、友達の友達(ロンドン在住の日本人:りさ)が挨拶をしにやって来ました。今日から数日間、女3人旅の始まりです。

私は、初めましてでしたが、とても気さくで面白くて可愛らしくて、すぐに仲良くなることが出来ました。

りさは2年前に一度アウシュビッツに行ったことがあり、

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旅行日記day6 🇵🇱Kraków

今日はいよいよ旅の目的の一つ、アウシュビッツ強制収容所へ向かう!

二日間お世話になったドミ。
男女混合6人部屋。

パックパック使い慣れてきた!同じ色のサブバックも使いやすくてお気に入り。

駅まで向かう途中、お祭りに出会った。
こういう出店が好きで好きでたまらん。

チーズケーキみたいなの焼いてた。
この鍋かわいい。家に欲しい。

ポーランドチーズ!
並んでるだけで可愛い!

ポーランド料理…

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アウシュビッツで考える|果たして自分は大丈夫か

ユダヤ人であるだけで、約110万人が拘束・殺害される。

なんでそんな悲劇が生まれたのかを考えたくて、ずっと行きたいと思い、ついに叶いました。

感じたことをつらつら書いていきます。

アウシュビッツの展示で最も印象に残ったのは、囚人1人1人のポートフォリオ。

顔写真の下には、名前や生年月日、職業などが記載。多くはボーダーの囚人服を着ていた。女性は髪を切られ、坊主だった。

おぞましかった。

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多分、世界で一番の女の子

とても好きな女の子がいる。今でも。

その子は、
2人きりの空間を作るのが上手だった。

女の子はグループを作るもので、当時 高校生の私達も10人ほどで集まって過ごしていた。
1人が喋ると、みんなそれに耳を傾ける。
興味があれば盛り上がり、そうでない子は携帯をイジる。

アメーバのように付かず離れず。
今考えると女子高生にしてはあっさりとした距離感だ。

その子は、みんなに聞こえるようには喋らなか

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アウシュビッツに行ってきた

北欧旅行中、合間を縫ってポーランドまで飛び、アウシュビッツ博物館・強制収容所跡を見てきました。ずっと来たかったけど、なかなかひとりで行く勇気が出ずだったのです。

ポーランドの古都クラクフを滞在先に選びまして、ちゃっかり観光もしてきた。ヴァベル城やヴィエリチカ岩塩坑(かなり初期に登録された世界遺産とのこと)とか良かったです。古い街で田舎でのんびりした時間が流れる。ユダヤ人地区があるので、Jewis

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クラクフから手軽に行ける観光地9選〜アウシュビッツ、ヴィエリチカなど〜

クラクフは小さな町ですが、クラクフから少し足を伸ばすと魅力的な観光地が次から次へと顔をのぞかせます。クラクフから徒歩で行ける場所、トラムやバスで数十分のところから、1時間ほどのところまで、一挙に紹介しようと思います。

トラムで行かれる方もいらっしゃる方は、jakdojadeというサイトがオススメです!!

スカウカ

位置関係からすると、Wawelの南、ヴィスワ川沿岸に位置しています。ヴァヴェル

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10年前のアウシュビッツの空。

10年前の僕と連れはアウシュビッツにいた。

新婚旅行先としてはあり得ないのかもしれないけれど、僕らはこうした人間の負の側面は大切にしていこうねと話し合って決めたのでした。

この日も良い天気で、残虐な光景も一歩間違ったら景色のように見えてしまう。でも、この1つ1つ、すべてに物語がある。

…この眼鏡の一つ一つ、靴の一つ一つの物語を考え始めたら、たぶん僕の人生は終わってしまう。病気になっちゃ

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歴史嫌いの私がアウシュビッツへ行った話

私が留学していた時、友人と旅行することになった。
彼女は「一番行きたいのはアウシュビッツ」と言う。

小学生の頃から歴史が苦手。大学受験だって、日本史は私にとってただのキツい暗記科目だったから「歴史の流れを掴みましょう」なんて言われてもちんぷんかんぷんだった。恥ずかしく恐ろしいことに、当時の私はホロコーストについて何も知らなかった。そんな私がアウシュビッツへ訪れた話。

ベルリン

友人との旅行は

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